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「ダークナイト ライジング」 [映画]

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〔2012年/アメリカ〕


バットマンとジョーカーの死闘から8年。
ゴッサムシティには、
平和が訪れていた。


ブルース・ウェイン(=バットマン)(クリスチャン・ベール)は、
第一線から退き、
現在は隠遁生活。


ところが、そんなブルースの家に、
女盗賊・セリーナ・カイン(アン・ハサウェイ)が忍び込み、
ブルースの母の形見のネックレスを盗み出す。
さらに指紋までコピーされたブルースは、
何か不穏な空気を感じる。


ブルースの予感通り、
ゴッサムシティは、再び狙われる。
ベイン(トム・ハーディ)というテロリストが、
街を破壊しようと動き始めたのだ。


ベインの破壊活動に、街は大混乱。
人々は絶望の淵に追い込まれる。
ベインの動きを阻止すべく、
ブルースは再びバットマンとなり、
動き出す・・・。





クリストファー・ノーラン監督版「バットマン」の
3部作の最終章。


隠遁していたバットマンが再び現れるという内容だけれど、
それは喜んでいいのか悪いのか。
バットマンを必要としない街というのは、
つまりは平和という事だものね。


それから、私は、
バットマンより、
脇を固める俳優陣に目が行ってしまった。
マイケル・ケインにゲイリー・オールドマン、
ジョゼフ・ゴードン・レヴィットにマリオン・コティヤール、
そしてモーガン・フリーマン。
とにかく豪華。


キャットウーマンを演じた、
アン・ハサウェイが綺麗で見とれてしまった。
悪女な彼女も、なかなか良いと実感。





それから、
何箇所かあった銃撃戦のシーンを観て、
映画の内容とは関係なく、
涙が出そうになった。


アメリカで起きた、
本作上映中の銃乱射事件。


犯人は、銃撃戦の場面に合わせて、
事件を起こしたとニュースで読んだ。


平和なはずの映画館で、
そのような事件。
被害に遭われた方々は、
まさか、そのような事が起こるとは夢にも思わず、
楽しみな気持ちで劇場に向かわれたはずだ。
映画制作に関わった全ての方々も、
相当なショックとダメージを受けただろうと想像する。


犯人の目的がなんだったのかは、
知らないし、知りたくもない。
二度と同じような事件が起こらない事を、
心から願います。


評価 ★★★☆☆

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