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「殺人魚フライングキラー」 [映画]

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〔1981年/アメリカ〕


カリブ海の高級リゾート地。
海洋学者・トリシア・オニールは、
夫と別居し、
ダイビングのインストラクターをしながら、
一人息子を育てる女性。


その日も、観光客を連れ、
海軍の沈没船見学に潜った彼女だったが、
客の一人が謎の魚に襲われ、死亡する。


ショックを受けたオニールは、
死因を解明したいと、
知り合いのスティーヴ・マラチャックと一緒に、
遺体安置所に忍び込む。
遺体は無残に食いちぎられており、
写真を撮るが、看護婦に見つかり追い帰される。
ところが、遺体から飛び出した魚が看護婦に襲い掛かり、
看護婦も死ぬ。


海に何か怖ろしい魚がいると、
オニールはホテルの経営者に訴えるが、
収入が激減すると言われ、
取り合ってもらえない。


その夜は、
年に一度、魚が大群が押し寄せる様子を
ウォッチするイベントに沢山の人が浜辺に集まる、
大切な日なのだ。
そこへやって来た殺人魚。
人々はどうなるのか・・・。





大好きな「タイタニック」、
「ターミネーター1・2」、「アビス」、「エイリアン2」、「トゥルーライズ」、
個人的に好きではないけれど、「アバター」。
これらの映像を作り出してきた、
ジェームズ・キャメロン監督の、これがデビュー作。
ずっと観たかったから嬉しい。


とはいえ、
内容は想像通りのB級で、
今の監督とは違って、スケールも小さい(笑)。


殺人魚は、夜の場面に出てくる事が多くて、
全体がよく見えない。
陸の上でも生きられるし、
飛ぶ事もできるという設定だけれど、
それらの特徴もあまり生きていない。


この手の映画だから仕方ないけど、
話の流れもお決まりのパターン。
死人が出て、
何かがおかしいと気付く人がいて、
人を避難させよと進言するも、
収入が減るから無理だと言われ・・・
この流れで、私が一番最初に思い出したのは「ジョーズ」(笑)。


ただ、安置されている遺体の、
殺人魚に食われた部分が気持ち悪かった。
以前ネットに出回った「蓮」の画像には鳥肌が立ったものだが、
あの嫌悪感と同じ感じ。
きっと人って、皮膚に穴が開くって感覚が駄目なのね。
(書いてる今も、鳥肌が立ってる(笑))。


ここからキャメロン監督の一歩が始まったと思うと、
感慨深いので、3点(笑)。


評価 ★★★☆☆

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