「親不孝通り」

〔1958年/日本〕


神保町シアターで観た。


バーやナイトクラブが立ち並ぶ、
銀座の“親不孝通り”を闊歩する、川口浩。
彼は外国人相手に、賭けボーリングで小遣いを稼ぐ、
不良大学生。


彼は姉・桂木洋子が、恋人の船越英二に
堕胎させられた挙句に捨てられた事を知り激怒。
船越の会社に乗り込むが、
相手にされず、追い返され、
復讐を決意する。


船越に妹・野添ひとみがいる事を突き止めた川口は、
野添に接近、
グループでキャンプに行った先で、
半ば強引に野添と関係する。


純粋で美しい野添は、
その後、川口とデートするうちに、
彼に恋をするようになる。


ある日、体の変調に気付いた野添は、
妊娠と診断される。
川口は船越に結婚の許しを得ると言い、
野添の家に上がり込んで船越を待つが・・・。





浩様の学ラン姿が可愛くてたまらない。
最近になって気付いたのだけれど、
私は、年齢に関係なく、
学ランの似合いそうな男に惹かれる傾向が
あるように思われる。
（どうでもいい情報ですが(笑)）


それにしても昔の大学生って、
みんなあんなに、どこへ行くにも学ランを着ていったんだろうか。
ナイトクラブのステージで歌っている歌手まで、
学ランを着ている。
今じゃ考えられない(笑)。


浩様と野添ひとみさんのキスシーンが何度もある。
2人がすでに、実生活で恋人同士だった事を思うと、
ドキドキしちゃって、
でも、とても可愛く撮られているので、
生々しい感じは全く無い。


このストーリーだと、
浩様が大変な悪党のようだけれど、
実際観ると、そのような事もなく、
彼も、清らかなお嬢様の野添さんを
愛し始めている様子が見て取れる。


ラストも微笑ましい作り。
2人が可愛いのでこの点数(笑)。


評価　★★★★☆