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「永遠の僕たち」 [映画]

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〔2011年/アメリカ〕


両親を交通事故で失ったヘンリー・ホッパーは、
死に憑りつかれたように、
他人の葬式に勝手に列席することを繰り返していた。


また彼は、その事故で自身も死にかけた体験後、
日本人の特攻隊員の幽霊、加瀬亮が見えるようになり、
今、彼の友人は加瀬だけだ。


そんな彼は、ある日ミア・ワシコウスカに出会う。
魅力的なワシコウスカに惹かれ、
彼女もホッパーを愛するようになる。


しかし、ワシコウスカは癌が再発し、
余命3か月と宣告される。
残された短い時間を精一杯楽しむ2人。
そして、それを見守る加瀬亮だが・・・。





ストーリーは、それほど新しさの無い難病物であるが、
ミア・ワシコウスカの圧倒的な清潔感にやられてしまう。
ベリーショートの髪、真っ白な肌。
笑顔も仕草も、全てが可愛い。


私も髪を切ろうかなぁとまで思ったけれど、
髪型だけ真似てもなぁ(笑)。


彼女から醸し出される清潔感の一つに、
少年のような体型があると気が付いた。
細くて、胸も他の部分も、とても薄い。
無駄な脂肪がないから、
変な色気が全く無いんだな。


ハロウィンの夜、ホッパーは加瀬の服装を模した特攻服、
ワシコウスカは黒いカツラに着物(っぽい)の扮装をするのだけれど、
これがまた可愛くて。
やっぱりこれは、
髪型やお洋服の問題じゃなくて、
人間そのものの問題ね(笑)。


ヘンリー・ホッパーは、
あのハリウッドの暴れん坊、デニス・ホッパーの息子だそうだ。
映画ではなかなか爽やかな好青年。
これがデビュー作なのかしらね。
今後の活躍に期待。


2人が初めて結ばれたあと、
別れがたいような、
キスせずにはいられないような、その気持ちも、
とても上手く表現されていた。


日本人がハリウッド映画に出るというのは、
本当に嬉しい。
幽霊という、ちょっと変わった役だったけど、
加瀬亮も存在感を示していたよ。


評価 ★★★☆☆

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