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「幸せの教室」 [映画]

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〔2011年/アメリカ〕


カンボジアに向かう飛行機の中で観た。
ちなみに、航空会社はベトナム・エアライン。
日本公開は、2012年5月らしい。





スーパーマーケットで働くラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、
真面目で、仕事ぶりも評価されている中年男。


ある日、彼は経営陣から呼び出される。
昇進の話かと喜んで会議室に入るが、
それはリストラ通告だった。


ハンクスは、高校卒業後すぐに海軍に入った為、
大学を出ておらず、
その履歴が今回のリストラの対象になったという。


離婚し、家のローンもまだまだ残っているハンクスは、
困り果てるが、
資格を取ろうと思い立ち、
大学に通い始める。


若い学生に混じっての学生生活は意外に楽しく、
また、講師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)とは、
恋に落ちそうな予感・・・。





ものすごくストレートな内容。
1時間半くらいの小作品。
悪人は全く出てこないし、
揉め事も起きない。


ラリー・クラウンが取った授業の一つに、
経済学があるのだが、
そこで彼は、一人の若い女子大生と出会う。
彼女はとても魅力的で、
彼女の恋人は、
「あいつに手を出したら許さねえ」みたいな事を言う。


そこで誤解による三角関係勃発か!?と思うが、
まるでそのような事はなく、
ラリーは彼女の恋人から殴られるような事態は起こらない(笑)。


メルセデスにはヒモのような夫がおり、
ラリーと恋に落ちてゆく過程で、
これまた三角関係勃発か!?と思うが(そればっかり(笑))、
彼女は勝手に夫と別れてくれる。
ラリーは離婚問題に巻き込まれる事もなく、
楽である(笑)。
ラリーのメルセデスに接する態度は、
どこまでも紳士的で、
ドロドロした雰囲気はない。


あまりに素直な出来なので、
調べてみたらディズニーなのね。
熟年カップルの恋愛と、
おじさんが、女子大生のアドバイスで、
お洋服から髪型からインテリアまで洗練されてゆく過程が楽しめる。


評価 ★★★☆☆

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