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「ウーマン・オン・トップ」 [映画]

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〔2000/アメリカ〕


ブラジル人、ペネロペ・クルスは、
天才的な料理の腕前の持ち主。
彼女はムリロ・ベニチオと恋に落ち、
二人はレストランを始める。


ベニチオはクルスを愛していたが、
たった一つ、彼女へのある不満から、
(その理由、ちょっと私には書けないわ(笑))
一時の気の迷いで、浮気をしてしまう。
それを知ったクルスは怒って家を飛び出し、
サンフランシスコにやって来る。


サンフランシスコの男たちは彼女の美しさに釘付け。
クッキングスクールで料理の講師を始めた彼女は、
テレビプロデューサーの目に止まり、
料理番組を任される事になる。


「情熱のクッキング」と題されたその番組は、
クルスの魅力で大ヒット。
男たちはみんな彼女に夢中。


一方、クルスを探してサンフランシスコに来たベニチオは、
彼女がテレビに出ている事に驚き、
テレビ局に乱入してくる。
ベニチオに愛想を尽かしていたクルスは、
ブラジル人が信仰している海の女神、イマンジャに、
彼と縁が切れるように願掛けをするが、
やはり彼を愛している自分の気持ちに気付き・・・。





ペネロペ・クルスが、女の私から見てもとても魅力的。
いわば、彼女を鑑賞する映画。


スペイン人の彼女だけれど、
この映画ではブラジル人という設定。
いずれにしても、
ラテンの女はどこか違う、
セクシーなのに無防備なところがいい、などと、
まるで親父のような目で見ていたよ(笑)。


なにせ、彼女がサンフランシスコの通りを歩くと、
男たちが呆けたように、
ゾロゾロゾロゾロ100人くらいついてきて、
道端のしおれていた花までが生気を取り戻すという、
ファンタジックな作り。


さらにクルスが、
海の女神、イマンジャに祈りを捧げる場面は、
彼女のエキゾチックなルックスと相俟って、
本当にそんな女神がいそうな気になる雰囲気。


もうストーリーなんかどうでもいいや(笑)。


評価 ★★★☆☆


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