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「ねんねこ社員」 [映画]

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〔1956年/日本〕


サラリーマンの板垣平介(北原義郎)は、
同じ会社の専務秘書・谷山加代子(八潮悠子)と
恋仲だが、
給料が上がらず、
中々結婚できない。


ある日、平介が、
酒に酔い、電車で寝ていると、
隣に赤ちゃんが寝ていた。
車掌は、その子を平介の子だと思い込み、
彼に抱かせて、
電車は出発してしまう。


焦って交番に行き、
事情を説明しようとするも、
「お前の子だろう」と言われるばかりで、
まるで話を聞いてもらえない。


翌日、平介は、
仕方なく、
赤ちゃんを会社に連れていった。
独身の彼に子供がいると、
社員たちは大騒ぎ。
加代子は大きなショックを受け・・・。





サラリーマン・平介が、
電車の中で、
拾った赤ちゃんを、
どんなに「自分の子ではない」と説明しても、
誰にも信じてもらえず、
その子の世話をするという、
有り得ない(笑)、物語。


普通に考えて、
電車に赤ちゃんがいる、というだけで、
その子の一番近くにいた
酔っ払ったサラリーマンを「父親だ」とは思わないだろうし、
サラリーマンの方も、
そんなものを押し付けられたら、
全力で否定するであろう。


まぁ、いいけど(笑)。
44分の短いコメディ映画なので、
細かい事は言いっこなし。
平介の恋人・加代子によると、
彼は酔うと、
何でも拾ってくる癖があると、
最初の頃のセリフがある。


そして、赤ちゃんの本当の親は
どうしているのか、という疑問だけど、


これが本当に捨て子だったら、
コメディにはならず、
なんだか物悲しい話になっていただろうが、


この子の父親は、
おんぶ紐で背中にくくりつけていた
赤ちゃんを、
電車の中で落としてしまい、
夫婦で必死に探している。
捨て子でなかった事が救い。


もちろん、最後は、
赤ちゃんは両親の元に返される。


評価 ★★★☆☆




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2024年も今日で終わります。


本当に色々な事がありました。
特に今年はライブの数が多く、
めちゃめちゃ楽しかったです。


来年も、
「果敢」
「貪欲」
「興味」
「感動」


これらの言葉を常に心に持ち、
経験値を上げていきたいと思っています。


無事に一年を終えられるのも、
多くの皆さまが、
優しく、親切に接してくださったからだと、
心から感謝しています。


皆さま、
よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。



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年末年始のご挨拶は欠礼させていただきます。

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