「ラグビー野郎」 [映画]
〔1976年/日本〕
洛西大学ラグビー部に、
新任監督・秋月雄平（谷隼人）が
就任する。
部のスター選手は、矢吹二朗（矢吹二朗）。
彼は高校時代から、ラグビー界の花形だった。
しかし、秋の試合で、
矢吹が個人プレーに走ったせいで、
負けてしまい、
叱責された彼は、
部を辞め、
ホステスの所に泊まるようになってしまう。
矢吹の抜けても、
快進撃を続ける洛西大学。
自分が驕っていた事に気付いた矢吹は、
チームに戻してもらうため、
秋月の家を日参し・・・。
スポーツドラマの、
考えられるあらゆる要素が詰まったような映画（笑）。
あまりにコテコテだけど、
それはそれで、面白い。
大体の話は、
粗筋に書いたけれど、
その後、
部に復帰した矢吹は、
決勝戦の前日、
父の危篤を知る。
コーチがそれを彼に知らせるんだけど、
そのコーチ、監督にも言わず、
矢吹を勝手に実家に帰してしまう、ってのが凄い（笑）。
私にはできないわぁ（笑）、
そんな重要な事、自分の一存で、なんて。
責任問題になってしまうではないか。
で、実家に帰ったら、
なんとか父は持ち直したため、
競技場に向かおうとすると、
今度は、事故で電車が運休（笑）。
次々、やって来るピンチ。
矢吹は、ヒッチハイクで行こうと、
トラックを止める。
そのトラックを運転するのが、千葉真一。
矢吹から事情を聞いた千葉は、
パトカーに追いかけられながらも、
猛スピードで、競技場に向かって疾走という、
「トラック野郎」な展開に（笑）。
結局、一番おいしい役は、
千葉真一だったかも（笑）。
評価 ★★★☆☆
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「野郎」つながりな展開なんでしょうかね～(≡^∇^≡)ﾆｬﾊﾊ
by Ginger (2020-06-06 13:21)
SSブログになっても、何も変わらない様で、安心しました！
暖かいコメント有難うございました！
ラグビーというと高校性の甘酸っぱい思い出を浮かべます！
商業高校だったんですが、市内では有名なラグビー部だったんです！
by 薔薇少女 (2020-06-06 15:09)
Gingerさん
コメントありがとうございます。
あはははは＾＾確かに！
同じ東映ですし、
「トラック野郎」全盛期の頃ですしね＾＾
by 青山実花 (2020-06-06 17:38)
薔薇少女さん
コメントありがとうございます。
本当、何も変わらず、
今まで通りで良かったです＾＾
こちらこそ、これからもよろしくお願いします＾＾
ラグビーが強い学校なんて、カッコいいですね。
私の高校にラグビー部は、
あったような、なかったような・・・
記憶にもないので、強くなかったのでしょうね＾＾；
by 青山実花 (2020-06-06 17:42)
千葉真一なら、
テレビドラマにも多数出ていたので、
よく分かります。
この前の『二代目はクリスチャン』に出ていた、
志穂美悦子とは、影の軍団シリーズで共演していて、
そのアクションシーンはかっこよかったです。
この作品は、青春スポコン映画の
王道を行くものだと思われますが、
クライマックスシーンをお膳立てするかのように
チョイ役で登場する千葉真一に
スポットライトを当てたのは、ひとえに
レヴューを書いた実花さんのお手柄――
この映画の紹介をざっと見てみても、
そんなシーンに触れたものはありません。
映画のラスト、矢吹二朗を乗せて、
パトカーの追跡を振り切り、
競技場に駆け付ける「トラック野郎」が、
まさに矢吹二朗の実の兄である
千葉真一なのですという憎い演出には、
映画ファンならたまらないのではないでしょうか。
無粋な邪推かな？！（笑）
by ソレイユ (2020-06-06 18:11)
ソレイユさん
コメントありがとうございます
千葉真一さんは、
女性より男性のファンが多いですね。
私は映画を観ても、
現実の会話でも、
性格的にすぐ茶化したくなるので、
このようなブログになってしまうのです＾＾；
弟が主演の映画に、
兄がゲスト出演って、
面白い趣向ですよね＾＾
by 青山実花 (2020-06-07 18:18)
私はこの映画を涙なくして見ることが出来ません。
本作は千葉治郎の苦悩の末に誕生し、
そして芸能界から足を洗う事を決意させた
悲しみ溢れる作品なのです。
ご存じの通り、千葉治郎は千葉真一の弟です。
そりゃあデビューの際は有利に働きました。
あの、「千葉真一の弟」なのですから。
しかし、その後も常に千葉真一の弟という、
重き十字架は千葉治郎の上にのしかかってきたのです。
何をしても兄と比べられるんです。
それは当然かもしれません。
しかし、撮影現場に出て危険なアクションの
場面に出くわして、「こりゃあ死ぬな…」と
いうような事態でも「お兄さんなら出来るのに」。
そう言われるんです。
どうしてオレをオレとして見てくれないんだろう。
千葉治郎が「仮面ライダー」の影の主役である事は
あまり知られていません。
藤岡弘、さんが怪我をして出演できなくなった際、
その穴埋めにFBIから来た男として活躍したのが
彼なんです。
東映では、「お、なかなかいいんじゃない？、
このまま彼を変身させて主役に据えたら…」
なんて声も出たのですが、知名度の点で、
2号ライダーは佐々木剛さんに決定しました。
その後、復帰した藤岡弘、さんですが、
NHKドラマの話が来て、ライダーより、
そっち出たい！とダダをこね失踪した時も、
その不在の期間を埋めたのが彼なんです。
しかし、彼は変身させてはもらえず番組は終了。
その後も、様々な番組、映画の機会を与えられますが
やはり千葉真一の弟…その影は常に…。
そうだ！芸名が千葉だから、真一の弟って、
すぐバレるんじゃん！芸名変えよっと。
本作から心機一転、「矢吹二朗」という役名を
自分の芸名として出直しを図ったのです。
オレは…オレはもう、永遠の2番手じゃねぇ！。
オレこそがオリジナルなんだ！！。
しかし周りがそれを許してくれませんでした。
「ん？矢吹二朗なんて誰も知らんだろ？、
どうだろう、ここはお兄さんの千葉真一さんに、
特別出演で出ていただいては…」。
そして弟の決意も空しく、
兄はおいしい場面をすべてかっさらっていきます。
「…甘くないぞ」。
その後、千葉治郎さんは芸能界を去り、
現在は千葉県で「木こり」として暮らしておられます。
めでたしめでたし・・・。
by 裏・市長 (2020-06-13 21:57)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
まぁ、裏・市長さんたら、
この映画に、そんなに感動なさったのですか。
どこの劇場で観られたのですか？
大和高田座ですか？
わたくしは歌舞伎町劇場で観ました。
一緒に観られなくて、残念でしたわね。
泣かれたのですか？
ハンカチ持ってたんですか？
今は、新コロの影響で、
外出先の手洗い所は、
ハンドドライヤーは使用禁止なので、
ハンカチは必携ですよ。
で、なぜ泣かれたのですか？
千葉治郎さんのせい？
千葉治郎なんて俳優さん、
出ていたかしら？
え？千葉真一さんの弟さん？
千葉真一さんの弟さんは、
矢吹二朗さんでしょう？
あ、そうですか、
元々は、千葉治郎というお名前だったのですか。
そうなんですか、
治郎さんは、千葉真一さんの弟に生まれてしまったばっかりに、
そんな不遇な人生を・・・。
それにしても、
やはり、「弟」と「舎弟」は、
全くの別物なのでしょうか。
例えば、SSブログにおける、
裏・市長さんの存在です。
メインのブログがあるというのに、
青山実花さんの舎弟になってからは、
立ち上げたセカンドブログというのが、
まるで、「のんびり。」のサブブログのような顔をして、
強く生きておられます。
そんな事、誰にも思い付かないし、
また、絶対に真似されたくない事案でございます。
盃をかわした、親分と舎弟の絆は、
切っても切れない、強く固いものなのですね。
ところで、裏・市長さん、
パン買ってきてくださいません？
わたくし、
千葉治郎さんの失敗は、
千葉真一さんの弟という事だけではないと思います。
なぜ治郎さんは、
兄のクラブにいた、
志穂美悦子さんを長渕剛に取られてしまったのでしょう。
志穂美悦子さんと一緒になっていれば、
今頃、違う人生だったでしょうに。
新田真剣佑だって、
新コロ真っ最中に、
沖縄に行くことも無かったでしょうに。
by 青山実花 (2020-06-14 16:16)