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「翔べイカロスの翼」 [映画]

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〔1980年/日本〕


カメラマン志望の栗山徹(さだまさし)は、
写真を撮りに入った
キグレサーカスで、
サーカスの魅力にとりつかれ、
団員にしてもらえるよう、頼み込む。


訓練を重ね、
一輪車や綱渡りなどの芸を覚えてゆくうちに、
このサーカスには、
「笑い」が少ない事に気づき、
自ら、ピエロ役を志願する。


俳優の三木のり平や、
パントマイマーのヨネヤマママコに
教えを請い、
ピエロデビューした栗山だが・・・。





カメラマン志望の青年が、
経験もないのに、
いきなりサーカスに入団するという流れに
驚いたけれど、
これは実話だそうだ。


さだまさしさん、
大丈夫?と、
映画とはいえ心配になって、
その成りゆきを見守ってしまう。
(実際のさださんは、野球のチームを持つくらい、
 スポーツ万能のようです)


そんなさださんが、
サーカスにピエロを取り入れようと思い付くわけだけど、
三木のり平さんと、
ヨネヤマママコさんが、
ご本人役で出てくるなど、
何とも豪華。


劇中、
ヨネヤマママコさんが、
さださんが朗読する、
「かわいそうなぞう」に合わせて、
パントマイムを見せてくださる場面が圧巻。
その素晴らしさに、
自然に涙が溢れてくる。


ラスト、
これがフィクションだったら、
それはないよー、と思った所でしょうが、
実話なら仕方がない。


このお話し、
テレビでも放送されたそうで、
さださんの役を西城秀樹さんが演じたそうだ。


西城さんなら、
一輪車も、綱渡りも、空中ブランコも、
ちょっとの練習で、
すぐこなせそうなイメージだから、
さださんよりは、安心して見ていられたかも。
(さださん、すみません(笑))


評価 ★★★★☆

nice!(132)  コメント(20) 
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コメント 20

わたし

ステイホームの時期、
ついこのあいだやったドラマの再放送ではなく、こういう映画やドラマを流して欲しいです。
西城秀樹さんの方、みてみたいな。
by わたし (2020-05-17 12:24) 

青山実花

わたしさん
コメントありがとうございます。

あーーー!
分かります!1000%同意します!
私も、同じ事を会社の同僚にいつも言っています^^

私も古ーいドラマが大大大好きです。
70年代のドラマは特に大好物です。
手持ちのDVDを繰り返し見ています。
過去の名作ドラマを
この機会に放送してほしいですよね。
自粛がすんごく楽しくなると思うんだけどな^^;



by 青山実花 (2020-05-17 12:43) 

Ginger

再放送してほしいものNO.1は天知茂バージョンの明智シリーズ。完全に地上波無理な内容ですが・・・昭和のテレビ、あらためてスゴイ。。。
by Ginger (2020-05-17 13:31) 

青山実花

Gingerさん
コメントありがとうございます。

天知茂さん、渋いですね^^
面白そう!

私は石立鉄男さん主演の一連のドラマ、
それから増村保造監督が関わった、
大仰な大映ドラマなどを見てみたいです^^

皆さん、昭和の話になると熱いですね^^
by 青山実花 (2020-05-17 14:02) 

zombiekong

これは昔観ました。
"あの場面"で「笑ってよー僕のために」という歌が流れるのが印象に残ります。
by zombiekong (2020-05-17 15:31) 

ヤマカゼ

お葬式に続き、昔人気になった作品が続きましたね。この作品は実話でしたか。まだ見ていません。
by ヤマカゼ (2020-05-17 15:32) 

英ちゃん

キグレサーカスって懐かしい感じだな。
そう言えば、木下大サーカスが金沢で足止めされてるらしいね(゚□゚)
サーカスもコロナで営業自粛してるけど生活は大丈夫なのかね?
人間だけでなく動物も居るしねw
by 英ちゃん (2020-05-17 15:34) 

青山実花

zombiekongさん
コメントありがとうございます。

観られているのですね、嬉しいです^^
「道化師のソネット」いい曲ですね。
さだまさしさん、好きです^^
by 青山実花 (2020-05-17 20:42) 

青山実花

ヤマカゼさん
コメントありがとうございます

まだ観ていない人気作を観るのに、
コロナ騒動はいい機会な気がします^^


by 青山実花 (2020-05-17 20:44) 

青山実花

英ちゃんさん
コメントありがとうございます。

木下サーカスが足止めされているとは、
知りませんでした。
確かにサーカスの客席も三密ですものね。
営業はできないけれど、
動物はお腹を空かせますし、
本当に大変だと思います。
早く、こんな今が笑い話になる日が来てほしいです。
by 青山実花 (2020-05-17 20:49) 

あとりえSAKANA

これを映画館に見に行きました。
悲しくて胸がギュっとして、
(それまではハッピーエンドの
映画しか見ていなかったので)
どよーんとした気分で映画館を
後にした記憶があります。
by あとりえSAKANA (2020-05-18 00:41) 

ゆうのすけ

不器用っぽく演じているさださん。
当時は なんとなくやさっぽくて苦手だったんですが
最近は 辛口だったりするコメントがとても笑えたり
月一の国営放送の番組は見逃せなくなっちゃいました。
パントマイムって知らなかった頃 ヨネヤマママコさんが
とても怖くって。^^;どうもサーカスって苦手なんですよね。
楽しい半分 夕暮れ時の寂しさを感じてしまうのです。
なんでだろ?☆彡移動公演されるからかな。何かで見た?
サーカス団の子が 幾度も引っ越しをしなくてはならない生活を
余儀なくされちゃうことも記憶のどこかに刺さってしまっているからかも。。。^^;
by ゆうのすけ (2020-05-18 03:15) 

向日葵

またまた見てみたい作品です!!
by 向日葵 (2020-05-18 03:47) 

mitu

この映画は10代の頃観に行きましたよ
さだまさしさんの歌は、心の柔らかいところに響いてきますね
テレビ広告の「猫の飼い方の歌?」も好き~♪
by mitu (2020-05-18 05:59) 

青山実花

あとりえSAKANAさん
コメントありがとうございます。

実話とはいえ、
悲しかったですね。
楽しい映画を観ると、
帰りはスキップしたくなりますが、
悲しみに捉われると、
落ち込んだりしちゃいますよね。

by 青山実花 (2020-05-18 20:19) 

青山実花

ゆうのすけさん
コメントありがとうございます。

確かに、以前はさださんを苦手という方も、
少なからずいたように思います。
けれど、今は、「あ、こんな事言うんだ」(いい意味です)
って感じで、ちょっとイメージが変わった気がします^^

サーカスから感じる淋しさって、
「旅芸人の物悲しさ」から来るのかもしれませんね。
サーカスもそうですし、
日本中を回る「大衆演劇」などからも感じる、
浮き草のような暮らし・・・。
胸にギュッときますね。
by 青山実花 (2020-05-18 20:21) 

青山実花

向日葵さん
コメントありがとうございます。

さださんの演技がとても良かったです。
いつか観られるといいのですが^^

by 青山実花 (2020-05-18 20:21) 

青山実花

mituさん
コメントありがとうございます。

さだまさしさんの曲、久しぶりに検索してしまいました。
「飛梅」とか、「主人公」とか好きだなぁ^^

「猫の飼い方の歌?」、
ちょっと「関白宣言」っぽい、あの歌ですよね。
あれを見ると、
つい手を止めて、見入ってしまいます^^;

by 青山実花 (2020-05-18 20:22) 

裏・市長

ヨネヤマママコ…。

これが今、話題のキラキラネームですよ!。

ヨネヤマママコのママは、
娘の将来なんてなにも考えずに、
ママコなんてつけたんですよ。

ママコはグレたんです。
芸能界に入ってやる!!。

もうこの当時ですからね、
河原乞食と呼ばれた芸能人に身を落とすしか
ない訳ですわ。名前がママコですから。

普通にママコならまだしも、
苗字がヨネヤマでしょう?マ・マ・マ!と
マが3つも続く名前なんてありませんよマヌケが!。

でも、それがかえって良かったんでしょうね。
テレビや映画に出だすと、
出演者の名前が、

鬼瓦権三
裏・市長…などと漢字が続く中、
いきなり、

ヨネヤマママコ・・・と出る訳です。

目立ちますよね。芸能人としてのツカミはOKです。

青山実花さんも漢字四文字というお名前、
ご両親が鼻くそをほじりながらテキトーに
考えてつけて下さった大事なお名前だと思うのですが、
少々、固くありませんか?。

間近に迫る都知事選などに出馬される際にも、
漢字四文字は不利かと思います。

よろしい。

私がおつけしましょう。


「アオママママミ」。

いかがでしょうか?。

ヨネヤマママコを越えてしまいました!。


どこか橋本マナミを思わせる中年キラーっぽさ、
「ママ」という単語を入れ込むことにより、
母性をも表現しています。

私が名付けをした方は皆、大成しておられます。
一番の出世頭ですと、一介のブログ運営管理人から、
パンダの飼育員へと華麗なる転身!。

ご参考までに…。


by 裏・市長 (2020-05-24 02:57) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

裏・市長さん、
この度は、わたくしの新しいブログネームを
考えてくださり、
まことにありがとうございます。

「アオママママミ」。

本当にいいお名前ですね。
これなら今度の都知事選で、
ゆりりんと同格で戦う事ができそうです。
62年後にでも、改名の手続きに入ろうと思っております。


それで、お返し、といってはなんなのですが、
わたくしも、裏・市長さんの新しいお名前を考えてみました。

「ウラララウララ」というのはいかがでしょう。

「ラ」が7つも入っているので、
あの名作映画、「ラ・ラ・ランド」に勝っています。

「の」が3個も入っていると話題になった、
おのののかさんにも勝っています。

それに、「ウララ」という名前は、
昭和のドラマ「ムー」の、お婆ちゃんの名前と同じです。
そうです、
あの、孫が3人もいるのに、
長男の清水健太郎だけを異様に可愛がる、
あの婆ちゃんです。

当然、裏・市長さんがプロレスレビューした際の、
登場曲は、
山本リンダさんの「狙いうち」でございます。

どうでしょう、
素敵だと思いませんか?


パンダの飼育員!

本当ですか?
「アオママママミ」に改名したら、
明日にでも、
パンダの飼育員になれるんですか?

でも、変ですわね。
上野動物園は、
新コロのせいで、ずっと閉園しておりますわよ。
なにせ、シャンシャンに、
新コロが感染したら一大事。

そんな今、飼育員なんて募集してるんですか?

by 青山実花 (2020-06-01 19:21) 

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