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「若旦那と踊子」 [映画]

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〔1954年/日本〕


老舗和菓子店・唐来屋の、
若旦那・倉持謙介(川喜多雄二)は、
頑固な父親・唐兵衛の方針で、
今は、店先でどら焼きを焼いている。


ある日、謙介は、
ひょんなことから、
ダンサーの万里(淡路恵子)と江美(北原三枝)と知り合い、
食事やドライブに行くようになる。


唐兵衛は、謙介の結婚相手に、
得意先の令嬢・雪子(七浦弘子)をと考えているが、
その事を謙介には伝えず、
まずは雪子の兄の孫一(三橋達也)に
謙介を会わせる。


謙介と孫一は意気投合し、
万里と江美を交えて、
一緒に遊ぶようになる。


謙介は、唐兵衛が勝手に決めた
見合い話に怒り、
雪子に会おうともしなかったが、
偶然、別の場所で雪子と出会い、
その美しさに心惹かれ・・・。





これは、ちょっと展開が読めなかったなぁ。


老舗和菓子店のボンボンに対して、
女性が3人。
観始めた頃は、
タイトルにも「踊子」とあるので、
2人いるダンサーのうちの、
どちらかと結ばれるのかなぁと思っていたのだけれど、


途中から出てきた
見合い相手の令嬢の美しさに、
ボンボンが夢中になってしまうという流れで。


ただ、そうなると、
ダンサーの2人は、
なんとなく、失恋みたいな雰囲気になってしまうので、
コメディ映画という性質上、
あまり悲しい展開はどうなのよ、
とも思うし。


まぁ、バランスがいいのは、
やっぱりボンボンと令嬢かなぁとは
思うけど。


ダンサー2人が、
ボンボンの事を、
和菓子屋の跡取り息子なのか、
ただの雇われ職人なのか判断に迷い、
ガッカリしたり、
喜んだりするところが、可笑しい。


で、ボンボンが本物のボンボンだと分かった途端、
万里が、
服やら、帽子やら、水着やらをねだって買わせるのが
凄い。
たとえ私が、
万里くらい若くて、美しかったとしても、
人にお金を使わせるってできないなぁって。


それは、別に、
私が、謙虚だとか、そういう事を言いたいのではなく、
それくらいの度胸というか、
ある種の図々しさがなければ、
いい女とは言えないんだろうなぁ、と(笑)。


評価 ★★★☆☆





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2019年も今日で終わります。
穏やかで、楽しく、幸せな一年でした。


「したい事リスト」に載っているいくつかの事、
プラチナシートで映画を観たり、
中国にパンダに会いに行ったり、
ディナーショーに行ったりなどなどを
叶える事もできました。


来年の目標。
それは、毎年同じ、


「溜めない」。


です。


仕事を溜めない。
片付けを溜めない。
脂肪を溜めない、など(笑)。
毎年思うけど、
毎年できていません(笑)。
つい楽しい事や遊びが優先になり、
他の事は後回し。
まぁ、おかげでストレスだけは溜めていないのですが(笑)。
来年は頑張りたいけど、
どうでしょう(笑)。


こんな私に、
優しく、親切に接してくださる皆様に、
心から感謝しています。
ありがとうございました。


「我以外、皆、師なり」
この言葉を忘れずに、精進していきます。
来年も、いい年になりますように。

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