「寝言泥棒」

〔1964年/日本〕


新聞記者の春日道夫（園井啓介）は、
美人スチュワーデスの真知子（岩下志麻）と結婚し、
幸せな毎日。


道夫は、職場で、
新婚な事をからかわれ、
つい、真知子は寝言が多い、と話してしまう。


上司や、同僚たちは、
真知子の寝言を聞いてやろうと、
真知子の誕生日の日に、
家に押しかけ、
2人きりのバースデイパーティを
台無しにしてしまう・・・。





この映画、
私には駄目だった。
神経を逆撫でされて、
イライラする。


何が嫌って、
まず、最悪なのが、
「アポなし訪問」。


夫の会社の人たちが、
約束もなしに、
いきなり家にやって来るって、
そんな嫌な事ってある？


その次に、
その連中の、
図々しい振る舞い。


人の家で大酒飲んで、
酔っ払って、
やりたい放題。


その次に、
その連中に「帰ってほしい」と言えない夫。
そんなもん、
適当な時間を見計らって、
タクシー呼べばいいんじゃ。
タクシーを待たせてるといえば、
連中だって、帰らざるをえまい。


それから、
人の家に来た目的ってのが、
岩下さんの寝言を聞くためってのが、
気持ち悪すぎ。


そもそも、
夫婦の閨房の事を、
会社でベラベラ喋る夫ってどうなのよ。
元をただせば、
それが一番嫌かも。


妻を演じる岩下さんは、
何度も何度も何度も何度も、
夫を寝室に呼んで、
「お願いだから、帰ってもらって」と言う。
本当に気の毒。


コメディとはいえ、
やっぱり、
ある程度は、現実と重ね合わせて観てしまう。
私生活を脅かされるって、どうにも苦手。


評価　★★☆☆☆

コメント 6

岩下さんの寝言ってどんなんだろう？爺も寝言言ってるのかな？
日々益々寒さが広がっていきますね。
インフルエンザが流行ってるので注意ですね。
by 旅爺さん (2019-12-10 13:09) 

旅爺さんさん
コメントありがとうございます。

岩下志麻さまの寝言は、
きっと色っぽいのでしょうね＾＾

寒いので、お互い、
風邪やインフルエンザには気をつけましょうね＾＾
by 青山実花 (2019-12-13 20:07) 

　これはコメディどころじゃなくて嫌がらせですね。
by beny (2019-12-15 13:58) 

benyさん
コメントありがとうございます。

本当に、
ちょっと嫌な気分になる映画でした＾＾；
by 青山実花 (2019-12-15 14:06) 

人妻の寝言なんか、聞きたくもないわ！。

どうせ、「あんたら…覚悟しぃや！」とか、
そんなところだろう。

本当に監督や製作者が作りたかったのは、
「寝言」ではなかったんだろうな。
ただ、それをやってしまうとポルノになろうし、
時代的に許されなかったのだと思う。

ただの寝言を聞きに、会社の同僚が押しかけて
くるなんて「ありえない」。

ところでボクも寝言が多いと評判なんですよ！。
ただ、それは誤解なんです。
寝言じゃないんです。起きてるんですから。
ただの「ひとりごと」です。

友達もおらず淋しいボクは、自分で自分に
語りかけ、返事をする技を身につけました。
これさえ会得すれば、もう友達はいらない！。

ひとり上手と呼ばないで…。
by 裏・市長 (2019-12-18 11:50) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

裏・市長さん、あなた、
こんな映画に、何か期待しすぎじゃございません？

岩下志麻さんの、寝言以上のものを
想像なさるなんて。

岩下志麻さんがポルノになんか
出るわけないじゃありませんか。
出たとしても、
せいぜい、坂上忍と
近親相姦するくらいでございますわ。


裏・市長さんが寝言が多い事は知っております。
62年前に、和歌山でお会いした時、
めでいた電車の中で居眠りして、寝言を言っておられましたわ。

ワシの全財産を青山実花に譲るワシの全財産を青山実花に譲る
ワシの全財産を青山実花に譲るワシの全財産を青山実花に譲るって。
本当ですよ、本当にそう言っていたのよ。
で、いつ実行してくれるんですか？

by 青山実花 (2019-12-23 00:20)