「天国でまた会おう」 [映画]
〔2017年/フランス〕
1918年。
第一次世界大戦がもうすぐ終わろうとする中、
上官・プラレル中尉の理不尽な攻撃命令により、
死にかけた中年兵士・アルベールは、
若い兵士・エドゥアールに助けられる。
しかし、その時、
エドゥアールは、顔に酷い怪我を負ってしまい、
仮面なしでは生活できないようになってしまう。
終戦後、
父親との確執があるエドゥアールは、
実家に帰るのを嫌がり、
自分を戦死した事にして、
アルベールと暮らし始める。
アルベールとエドゥアール、
そこに、孤児の少女が加わり、
3人で、ある金儲けの計画を思い付く・・・。
フランス映画らしい、
シニカルで、
でも、どこか物悲しい、
不思議な味わいの映画。
観る前に、粗筋を読んだ時は、
戦争とか、
詐欺とか、
社会派な感じ?と思ったけど、
全然そのような事はなく、
ファンタジーっぽい感じさえする。
その一つの要因に、
エドゥアールが作り出す、仮面の数々がある。
エドゥアールは元々、
美術に大変な才能があり、
傷を負った自分の顔を隠すために、
様々な仮面を作りだす。
そのデザインが奇抜で、
美しくて、
映画を何とも言えない雰囲気にしている。
エドゥアールは、その美術的センスで、
詐欺のような事をするのだけれど、
それは、
自分の美術の才能を馬鹿にしていた、
父親への復讐みたいなものもあって・・・
・・・って、これ以上は書かないけど。
憎たらしい上官・プラレルの運命が壮絶。
彼は、戦争大好き、
そして、他人の死をなんとも思わない。
だから、まぁ、
自分がしてきたことが、
自分に返ってきたとも言えるわけで。
まさか、自分がするのはいいけど、
されるのは嫌、なんてことは言わないよね。
ラスト、
もしこれがハリウッド映画だったら、
あのような結末にはしなかったのでは、
と思ったりもする。
評価 ★★★★☆
ぁぁ、登戸駅がドラえもん仕様になったのは2月の終わりごろです。
だからまだ出来たてほやほやです(゚□゚)
と、京成線の某駅でもアニメとコラボしてる所があるんだよね。
今度見に行ってみようと思いますが、京成線は遠いからなw
by 英ちゃん (2019-03-06 18:13)
英ちゃんさん
コメントありがとうございます。
なるほど、まだ新しいのですね。
新宿から乗って、登戸はちょうど寝ている時間なので(笑)、
余計に気付かないのかもしれません^^;
京成線、検索してみました。
私も時間があったら、行ってみます^^
by 青山実花 (2019-03-07 13:11)
人はみな、仮面を着けて生きている。
本当の素顔は誰も・・・知らない。
「仮面」って不思議な魔力があるらしい。
「仮面」に限らず、自分の顔を隠す行為によって、
信じられないほど大胆になれたりするらしい。
もともと「仮面ライダー」の仮面は、
改造手術を受けた傷痕が、怒りを覚えると
顔中に浮かびあがってくるのを隠すために
被っているものなんだ。
銀行強盗がマスクをしているのは、
逮捕されないためなんだ。
裏・市長さんがブリーフ派なのは、
トランクスだとスキマからひょっこり、
何かがハミ出てしまうのを防ぐためなんだ。
みんな、何かを隠して生きているんだね・・・。
生きものって不思議。
命ってすばらしいなぁ・・・。(無理やり、綺麗にまとめた)。
by 裏・市長 (2019-03-10 06:55)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
裏・市長さん、
あなた、まるで、
ビリー・ジョエルの超名曲
「ストレンジャー」の訳詞、
そのままのような事をお書きになるのね。
普段、大和高田語しかお話になれないと、
言っておられるけど、
本当は英語もできるんじゃないんですか?
スピードラーニングで
練習なさっているんじゃないですか?
それとも、
翻訳サイトを使ったのかしら。
最近の翻訳機能は、
昔に比べて、随分良くなっているとの
話ですものね。
例。
青山実花と打ち込むと → 美人
裏・市長と打ち込むと → ストーカー
by 青山実花 (2019-12-26 15:16)