「女王陛下のお気に入り」 [映画]
〔2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス〕
18世紀。
イギリスのアン王女(オリヴィア・コールマン)は
病弱で、気まぐれで、ワガママ。
しかし、国はフランスと戦争状態にあり、
好き勝手ばかりはしていられない。
アン王女は、
友人というにはあまりに親密な関係で結ばれている、
幼馴染のレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)に、
全幅の信頼を寄せている。
そこへ、
サラの従妹のアビゲイル(エマ・ストーン)が、
召使として、宮廷で働くようになる。
アビゲイルは王女に気に入られ、
女官に昇格する。
アビゲイルは、
さらなる高みを目指し、
巧みにサラを排除する作戦に出る・・・。
試写会で観た。
タイトルと、
足を投げ出して、
お人形のような可愛いポーズで写っている
エマ・ストーンのポスターから、
どんな物語が展開するのか、
とても楽しみにしていたのだけれど、
なんとも、毒々しい物語であった。
怖いなぁ、女の争い(笑)。
これが、男を巡っての争いだったら、
よくある話なんだろうけど、
ここでは、
女王の寵愛を、どちらがより強く受けられるか、
それが焦点。
エマちゃんったら、
あんな可愛い顔をして、
やる事が凄いよ(笑)。
特に、中盤でのサラへの仕打ちにはビックリ。
あなたは悪魔よ(笑)。
女の争いがメインのお話しだけど、
オリヴィア・コールマン演じる
女王の孤独が胸に沁みる。
女王は、なんと17人もの子供を亡くしていて、
淋しさを紛らわせるために、
17羽のウサギを飼い、
我が子のように可愛がっている。
エマちゃんが、
それらのウサギを、
可愛がる「フリ」をすると、
女王は、コロリと参ってしまう。
誰だって、そんな風に心の隙間に入って来られたら、
騙されてしまうのも、仕方ない感じ。
でも、このウサギが、
ラストにとっても重要なアイテムとして、
再登場する。
詳しくは書けないけれど。
ラストは、
はぁ。。。と溜息。
私もこの年になって思うけど、
人生には、
勝ち負けなんかないんじゃないだろうか。
勝ったと思っても負けてるし、
負けてると思って勝ってるし、
それに状況は、どんどん変わってゆく。
女王を巡る、
アビゲイルとサラの攻防。
結局、どちらが幸せかなんて、
誰にも分からない。
評価 ★★★★☆
2019-02-01 12:00
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コメント(2)
こっ・・・この・・・この映画って・・・、
エッ・・・エッ・・・エマッ・・・エマッ・・・、
エマちゃん脱いでるってホンマでっか?!。
もうそれだけの映画ってほんまでっか?!。
観たい、観たいがな、その場面だけ
90分に編集して観たいがな!。
デレデレクターズエデションとかで出さへんかな!。
スペッサルプラチナシートで観るがな!。
で、そんな必然性もないのに脱いでるってマジ?。
なんで?!解放的なの?みんなに見せたいの?、
露出狂なの?!。
昔って「アノ女優が脱いだ!」というだけで、
映画の「売り」になったりしてたよな?。
監督とかカメラマンなんて、「脱がせ屋」なんて
呼ばれたりして、女優も「あの監督の手にかかると、
つい脱がされちゃうんですよ」・・・なんて、
インタビューに答えていた。
これって今だと「パワハラ」案件でアウトちゃう?。
急に監督がこの場面で脱いでくれと言いだす。
女優が断ると、「今日の撮影はヤメだ!」と、
現場がストップする。・・・脱がないと仕方ない・・・。
こんな話、山ほどあるらしいで。
ワシもいつ求められても、脱げるように
パンツはいつも綺麗めなのを着用するように
心がけています!。
ただ、中身が大したことないので、
見たがる人がいるのかどうか・・・。
青山実花さんがどうしても見たい、
見せないと明日のブログは更新しないぞ!と
おっしゃるなら見せないこともないのですが・・・。
by 裏・市長 (2019-02-03 15:15)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
裏・市長さんたら、
あなたはいつも、
「僕はアニメしか観ない。映画で実写を観るなんて邪道だ!」
と、大口を叩いておられませんでしたか?
なのに、エマちゃんがヌードになった途端、
この騒ぎ。
なぜ、そういう事にだけ、
そんなにお詳しいのですか?
毎日、YAHOO検索で、
「ヌード」と打ち込んでいるのですか?
エマちゃんは、撮影中、
いきなり自分からヌードになると言い出したそうで、
部屋に入って来て、
驚いた顔をしている人は、
本当に驚いているんだそうですわ。
エンターテインメントの世界は難しいですわね。
ヌードになる事を
監督から強要されたのなら、
それは、絶対あってはならない事ですが、
どこまで女優さんに、
その気があったか、という事ですね。
結果的に、映画が大ヒットしたなら、
案外、脱いで良かった、と思っているかもしれないし・・・。
裏・市長さんにヌードを求める?
確かに、裏・市長さんの出演する映画は、
良い作品が多いですから、
ヌードになれば、話題になるかもしれませんね。
週刊誌の見出しは、
「裏・市長、女優魂に目覚める」だと予測します。
by 青山実花 (2019-02-17 11:30)