「マスカレード・ホテル」

〔2019年/日本〕


東京都内で、
3件の連続殺人事件が起こる。
エリート刑事・新田浩介（木村拓哉）は、
犯人が現場に残した暗号から、
次の殺人は、
一流ホテル「コルテシア東京」で起こる事を解読する。


何としても、事件を食い止めなくてはならない。
警察は、潜入捜査のため、
ホテルの各部署に、刑事を配属させる。


新田が配属されたのは、フロントクラーク。
そして、新田の教育係に、
優秀なホテルウーマン・山岸尚美（長澤まさみ）が
指名される。


しかし、2人はソリが合わず、
何をしても衝突ばかり。
そんな事で、犯人を逮捕できるのか・・・。





前回のレビューで、
「新宿ピカデリーのプラチナシート体験」を書いたのですが、
　↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2019-01-28
その時観た作品が、
この「マスカレード・ホテル」です。


その日、友人と、
プラチナシートを体験する事は決定済みだったのですが、
プラチナシートは、
「スクリーン1」のバルコニーに設置されており、
当日「スクリーン1」に何がかかるかは、
スケジュールが出るまで分かりません。


もし、どうしても趣味に合わない映画だったり、
既に観ている映画だったら、
延期にしようと思っていたのですが、
うーん・・・「マスカレード・ホテル」かぁ・・・うーん（笑）。


いえ、拓哉が嫌いなわけじゃないんです。
むしろ、今までもこのブログで何度も書いているくらい、
私はSMAP大好き。
それは友人も同じで、
一緒にライブに行った事もあるし、
解散の時は、延々と語り合った仲でもあるのです。


ただ、プラチナシートとなると、
ハリウッドの超大作みたいな方が、
より堪能できるかな、と（笑）。
でも、いいや、
高級ホテルが舞台のこの物語を、
高級な席で観る、というのも、
オツなものかもしれません。
という事で、予定は変更せずに、決行。


で、映画は、といえば、
原作を読んでいるので、
犯人は分かっているし、
謎解きより、
高級ホテルの内側が見られるのが、
物珍しく、楽しい。


特に、拓哉が潜入した、
フロントといえば、
ホテルの顔でもあり、玄関でもあり、
とにかく色々お客がやって来る。


中には、殴りつけたくなるような、
理不尽な要求をする客もいて、
その度に、拓哉のこぶしはワナワナするのだけれど、
ベテランの長澤まさみがそれを制する。
そう、この映画、
拓哉と長澤まさみの掛け合いが、
とっても面白いのだ。


さらに、見どころは豪華な俳優陣。
え？こんな大物が？というような俳優さんたちが、
ほんの数分、客として登場する。


相変わらず、
拓哉の演技は拓哉のままだったけど（笑）、
それはご本人も分かっているような事を、
テレビで言ってた（んでしょ？）。
芸能ニュースで見たけど。


もういいじゃん、それで。
拓哉は拓哉にしかなれないんだよ。
それならそれで、
死ぬまでそれを通せばいい。
ここまで来ると、そう思う。


ゴージャスなシートで、
ゴージャスなホテルを観て、
ゴージャスな気分になれた、楽しい日でした。


評価　★★★☆☆

コメント 4

観る映画はこれでいいんです
青山さんがプラチナシートで観たいと思うこの日この時を
優先して結果楽しかったならば。。
by きよたん (2019-01-30 20:53) 

「マスカレード・ホテル」のどこがいけないのよ！。

いい映画じゃないの！。
ポスターを見ただけで、今の日本映画界を
代表するようなメンツが揃ってる。

「拓哉は拓哉」と世間は言うけれど、
木村拓哉を世間はナメすぎていると思われる。
これだけの長い期間、芸能界の一線で
主演を張ってる男・・・というのも今まで
なかったんではないか？。

数々の俳優たち、たくさんいるけれども、
皆、全盛期は2～3年、長くて10年ぐらいちゃう？。

と言う事は「拓哉は拓哉」という生き方は、
間違っていないというこっちゃ。

これで、歴史にもしもがあるならば、
ヘンな女に捕まっていなくて今も独身であれば、
時代の波はまた少し違ったかも知れない。

独身でよかったのに。
で、必要な時だけ深夜に女性マッサージを
自宅に呼ぶんですよ。
で、酒に酔ってるフリして、
頭を押さえつけるんですわ。

大丈夫。事務所が守ってくれますわ。
なんせ、今一番アブラの乗ってるアブラギッシュな
俳優でっせ！被害届なんか出すハズがありませんわ。
向こうも相手が○○○○だと知って喜んでますわ。

ねぇ、ムロツヨシさん。

by 裏・市長 (2019-02-03 15:43) 

きよたんさん
コメントありがとうございます。

きよたんさんにそう言っていただけると
嬉しいです。
そう、映画は結構面白かったので、
良かったと思います＾＾

by 青山実花 (2019-02-17 12:11) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

いえ、
「マスカレード・ホテル」、感動いたしました。
特に、拓哉の斜め右226度の角度が、
裏・市長さんに似ている所が
いいと思いました。
裏・市長さんとは和歌山でお会いしたきりですので、
うろ覚えではありますが。


まぁ、うちの拓哉を褒めていただいて、
本当にありがとうございます。

そうなんです、あの子ったら、
デビューした時から、
いつでも、拓哉カラーを全面に押し出して、
イメージ変えたら？という進言に耳も貸さず、
今まで突き進んできたのでございます。

あの子に転機があったのは、
2000年でございます。

忘れもしない、FNS歌謡祭で、
司会の楠田枝里子が、
空気も読まずに、
しょぼくれている拓哉に、
「おめでとうございまーーーす！」と言った衝撃は忘れません。

あの日、松田聖子のバックでギターを弾いていた
原田真二の方が、
余程生き生きとしていた事は、
永遠にわたくしの記憶に焼き付いております。

さらに、なぜか、
変な女が、いたるところで、
「ライオンハート」を自分の持ち歌のように
歌っていたという、呆れ果てた事実。
何なんですか、あれ？

なんで的場浩〇は、
あれを引き取ってくれなかったんでしょう。
的場浩〇でさえも返品したあれを、
拓哉が引き取るって、
まったく拓哉は、お人好しにもほどがあるってもんですわ。

by 青山実花 (2019-02-17 12:12)