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「We Love Television?」 [映画]

welovetelevision.jpg
〔2017年/日本〕


かつて、多くのテレビ番組を持ち、
そのどれもが大ヒット、
一週間の視聴率の合計が、
100%を超えていた、大スター・萩本欽一。


2011年、
バラエティー番組の名物プロデューサー・土屋敏男は、
深夜、萩本に突撃し、
もう一度、
30%を超える番組を作らないか、と持ち掛ける。


女優・田中美佐子、
お笑い芸人・河本準一らを起用し、
稽古に入る。


萩本の厳しい指導に、
張り詰めたような緊張感の中、
収録の日が近づく・・・。





招待券が当たったので、観にいってきた。

WeLoveTelevision2.jpg

「第10回したまちコメディ映画祭 in 台東」
で上映されたうちの1本で、
萩本欽一さんに密着し、
一つのテレビ番組が作られる様を描いた
ドキュメンタリー。


招待券には、
特にゲストについては書かれていなかったので、
舞台挨拶に、萩本さんが登場された時は、
ビックリした。

WeLoveTelevision3.jpg
※日刊スポーツさんより


これはもう、
萩本さんのファンだとか、そういうレベルの問題でなく、
「あの」”欽ちゃん”が、
今、目の前にいる、
肉眼で彼を見ている、
その事実だけで、本当に感激で。


萩本さんは、
「自分でも、映画の中で何を話したか覚えていなくて恐ろしい。
 言っちゃいけない事を言っている気がするから、絶対観ない」
と話され、笑う。


さらには、監督の土屋敏男さんと共に、
「欽ちゃん走り」をご披露され、
会場は拍手喝采。
和やかなイベントでした。


映画は、萩本さんが一つの番組を作り上げる過程を
描いた内容なのだけれど、
ハンディカメラを渡された萩本さんが、
自分の日常を撮っている様子が可笑しい。
あのスターが、
自分で自分を撮るなんて。


稽古の場面も興味深かった。
萩本さんの番組って、
こんな風に作り上げていくのだなぁと分かる。


セリフの一つ一つにも、
萩本さんの注文やダメ出しが出て、
なるほどー、と思う。
ものの言い方一つで、
全ての印象が変わる。


作られた番組は、
「欽ちゃん!30%番組をもう一度作りましょう」
というタイトルで放送されたようだ。


結果、視聴率は8.3%だったようで、
欽ちゃんが残念がっている場面も流れたけど、
いまどき、30%を超えるテレビ番組なんて、
よほどの事がない限り難しいんじゃないのかな。
私のような者が言うのも変だけど、
8.3%だって、健闘した方なんじゃないかと思います。


評価 ★★★☆☆

nice!(57)  コメント(10) 
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コメント 10

馬爺

めったにテレビにも出なくなった欣ちゃんが映画になるんですか、そしてテレビにも出演なんですね、楽しみですね。
by 馬爺 (2017-09-19 12:18) 

green_blue_sky

今はいろいろなものがあるのでテレビの視聴率は稼げないでしょうね。
欽ちゃん好きですが、出ている番組、もう観なくなりました(^▽^;)
by green_blue_sky (2017-09-19 13:52) 

きよたん

テレビ番組の視聴率って最近は低いのが当たり前のように
なっていて二桁超えるといい方ですよね
テレビ離れが進んでいるのでしょうね
見たいドラマがないし他にやることあるから
by きよたん (2017-09-19 21:31) 

えーちゃん

30%を超えるテレビ番組・・・
今の時代は無理だよね。
30%行くとしたらW杯(サッカーワールドカップ)くらいかな?
by えーちゃん (2017-09-20 01:54) 

裏・市長

誰も知らない萩本インチキ・・・。

知らないままにしておけばよかったのに・・・。

今のテレビ界で
視聴率30%とか無理に決まってるじゃん!。

昭和じゃないんだよ?。
家庭の中心にテレビがあって、
人々が放送時間にあわせた生活をしていた
時代じゃないんだよ?。

大体、昔からあの「視聴率」というのは、
不透明な数字だと思ってる。
あーゆーのは「金で買える」と思ってる。
ボクもソネブロランキングは、
金にモノを言わせてるからね(内緒ですよ)。

青山実花さんなんか、
まだケツの青いペーペーだから、
実感はないでしょうが、
すごくいい体験をされたと思います。

欽ちゃんは伝説ですよ、
生きるレジェンドですよ。

それが目の前で動いて、喋っている瞬間に
立ちあえているのですから。

昔、フジテレビで24時間、全部の番組に
欽ちゃんを出そう!という企画があって、
本当に実行したんですよ。

そんなん無理やん?と思われますが、
ニュース番組からドラマから、欽ちゃんがチラリと登場。

アニメの再放送はさすがに無理やろ~と思ったら、
番組開始前に欽ちゃんが解説を入れたらしい(笑)。

こんな企画、今無理!。
また、それに見合う芸能人がいない!。

そんな数々の伝説を打ち立てた人、
それも今、まだ、なんとか、かろうじて、生きてる!。
本当に貴重な機会だ。
できればボクが行きたかった・・・。
by 裏・市長 (2017-09-20 10:42) 

青山実花

馬爺さん
コメントありがとうございます。

この映画の中で作られたテレビは、
2011年の作品のようです。
なぜ、今ごろ、この映画が公開されたのか謎です^^;

by 青山実花 (2017-09-23 15:20) 

青山実花

green_blue_skyさん
コメントありがとうございます。

私もテレビは殆ど観ませんねぇ。
決まった物を録画して軽く流すくらいです。
欽ちゃんも、最後に観たのはいつだったかって感じです。

by 青山実花 (2017-09-23 15:21) 

青山実花

きよたんさん
コメントありがとうございます。

見たいドラマ、ないですねぇ。
つい昔のドラマを繰り返し観てしまいます。

他にやる事があるってのは大きいですね。
忙しいんですもの^^

by 青山実花 (2017-09-23 15:21) 

青山実花

えーちゃんさん
コメントありがとうございます。

30%越え、
スポーツと、あと紅白くらいですか。
「半沢直樹」や「白い巨塔」など、
きちんと作れば、人は見るのだと思います。
観たいものがないんですよ。

by 青山実花 (2017-09-23 15:22) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

> 人々が放送時間にあわせた生活をしていた

まだ家庭用のビデオがなかった頃、
観たいテレビがあると、
走って家まで帰りましたよね。
また、どんなに親しい人と遊んでいても、
途中で帰ったり。

それくらい、人々とテレビとは、
密接な関係にあったのに、
やっぱり今は、それはもう夢物語なんですよね。

そういえば、
「こち亀」でも両ちゃんが、
視聴率を売っている回がありましたね。


あら、確かに私は、
まだ19歳の未成年ではありますが、
欽ちゃんの凄さは、よく知っておりますわよ。

この世に欽ちゃんを嫌いな人がいるなんて、
想像もできないくらい人気があったと、
ご年配の方からのお噂は、
よく伺っております。

24時間、出ずっぱりですか。
やっぱり、それをしても誰もが納得するくらい、
人気があったという事ですね。

今、それをする人がいたら、
「そこまでの人気か!」
「そこまでの器じゃない!」
「意味のない事するな!」
と、ネットで叩かれまくりでしょうね。

ましてそれが、私の嫌いなタレントさんだったら、
その日はフジテレビには絶対近寄らないでしょうし。

裏・市長さんも行きたかったのですか?
本当に残念。
チケット1枚余ってたのに・・・。

by 青山実花 (2017-09-23 15:22) 

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