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「フォーチュン・クッキー」 [映画]

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〔2003年/アメリカ〕


中学生のアンナ(リンジー・ローハン)は、
ロックが大好きな女の子。
自分では普通のつもりだけれど、
学校では教師から目を付けられ、
しょっちゅう反省室に送られている。


アンナの母・テス(ジェイミー・リー・カーティス)は
精神科医で、病院は繁盛している。
3年前に夫を亡くしたが、
明後日、恋人・ライアン(マーク・ハーモン)と
結婚する予定。
目下の悩みは、
アンナがライアンに懐かない事。


そんな中、
家族で行ったチャイニーズレストランで、
大喧嘩になったテスとアンナ。
店の女主人は、そんな2人を見かねて、
フォーチュン・クッキー(おみくじ入りのクッキー)を
差し出した。


テスとアンナがそれを食べた翌朝目覚めると、
何という事か、
2人の心が入れ替わっているではないか。


アンナの外見をしたテスは学校へ行き、
テスの外見をしたアンナは仕事に行くのだが・・・。





昨日書いた、「フリーキー・フライデー」の
リメイク。
こちらもやはりディズニーで、
アメリカで大ヒットしたそうだ。


しかし、リメイクとはいえ、
設定は現代風。
「フリーキー~」では、
母親が良妻賢母だったのに対して、
こちらはシングルマザーというのが
決定的に違う。
しかも、母は再婚を控えちゃってるし。


さらに、さらに、
アンナの片思いしている男の子が、
この母と話をするうちに、
音楽の趣味がピッタリ合う事に感激し、
彼女に恋をしてしまう場面がある。


そりゃ、気が合うだろうよ、
外見は母でも、中身は娘なんだから。
しっかし、高校生の男の子が、
ガールフレンドの母に恋するなんてこと、あるのかしら。
まぁ、絶対ないとは言えないけど。


一番気になるのは、
もしも2人がこのまま元に戻れなかったら、
アンナは母の外見をしたまま、
ライアンと結婚しなければならないという事。


私が中学生の頃を思い出してみても、
親みたいな年の、
中年のおっさんと、
キスしたり、それ以上事をするなんて、
絶対考えられなかったし、
万が一、そんな事があったら、
オエーって感じだったから、


それは、母の外見をしたアンナも同じで、
ライアンがキスしようとしても、
もう絶ーーー対イヤって感じで、
何とかして理由をつけて避ける避ける。
分かるなぁ、その気持ち、
でも、結婚したらどうなるの?って。


こんな事しか考えられない私に、
この映画を観る資格はないのかも(笑)。


母と娘の入れ替わり物だったら、
映画版「あたしンち」の方が、
邪な心が入りにくい分、
私には合っているような気がするわ(笑)。


評価 ★★★☆☆

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