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「河内のオッサンの唄 よう来たのワレ」 [映画]

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〔1976年/日本〕


「河内のオッサン」こと、徳松(川谷拓三)は、
年末に、河内の仲間たちと、
大阪へ出稼ぎに行く。


多少の稼ぎがあり、
女房たちに「待ってろよ」と連絡したのはいいものの、
途中で寄ったキャバレーで金を使い果たしてしまい、
大慌て。


競艇場に駆け込み、
持ち金を増やそうとしていると、
そこで、ギャンブルの天才と思われる、
先生(田中邦衛)知り合う。


先生のおかげで金を取り戻した徳松は、
半ば強引に先生を河内に連れ帰り、
歓迎するのだが・・・。





昨日書いた、
「河内のオッサンの唄」の続編。


前作が公開されたのが、
1976年の11月17日で、
本作が12月26日なのだけれど、
これは、2本同時に撮影されたのだろうか。
それとも、別々?


こんな映画のために(すみません(笑))、
何度も人を集めたり、
機材を運んだりする方が、
大変そうだけど。

・・・と、ここまで書いて、
調べてみたら、
前作がヒットしたので、
急遽2作目が作られたと、
ネットにある。


それを鵜呑みにするなら、
ちょっとビックリだ。
何が受けたんだろう。
川谷拓三さんの人気だろうか。
それとも、元々歌がヒットしてたから?


昨日も書いたけど、
私は、川谷さんは、
それほど、「オッサン」の役が
板に付いているとは感じない。
優しすぎる。
もっと、あの歌のような、
ガサツさが欲しい。


今回は、田中邦衛が特別ゲスト(笑)。
ギャンブルの先生で、
天才的な能力を発揮する人、という設定だけど、
なぜかオドオドしていて、
曰くありなのだと、すぐ分かる展開。


それにしても、
冒頭でかかる、ミス花子の「河内のオッサンの唄」。
「ワレ、ワレ」って、うるさいくらい連呼してるけど、
「ワレ」って、
「あなた」とかそういう意味だよね。
関西の方は、みんな、
人を呼ぶとき、「ワレ」って言う?
知り合いの中には、関西出身のかたもいるけど、
「ワレ」と呼ばれた事はないなぁ(笑)。


映画を2本観て以来、
この歌が頭から離れない。
頭の中でグルグル回ってる。
強烈すぎる(笑)。
今度、カラオケで歌ってみたい気がするけど、
ただでさえ品格無しと思われている私のイメージが、
さらに低下するような気もするので、
やめておこうかなぁ(笑)。


評価 ★★★☆☆

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