「喜劇 昨日の敵は今日も敵」 [映画]
〔1971年/日本〕
城南大学の新入生・逆田正章(堺正章)は、
応援部に入部を迫られるも、
軽音楽部に入り、
そのせいで、
応援部から吊るし上げられる。
応援部は部費を稼ぐため、
箱根のホテルにバイトに行く。
すると、そこへ軽音楽部も演奏のバイトにやって来て、
鉢合わせ。
ある日、ホテルに、
五十嵐(平田昭彦)、
佐藤(大泉滉)、
ひとみ(紀比呂子)の3人組が
宿泊する。
3人は客から従業員にまで
大盤振る舞いするなど、
金持ちのようだが、
次第に言動がおかしくなってくる。
なんと彼らは、
箱根に独立国家を建設すると言い、
ホテルをジャックしたのだ・・・。
薄い内容の割に(笑)、
出てくる俳優さんたちが
大変に豪華。
おそらく、
当時、絶大な力があった
渡辺プロの製作だったからなのかもしれない。
前半は、
応援部と軽音楽部の学生たちが、
箱根のホテルでドタバタドタバタ、
あまり笑えない喜劇を繰り広げるのだが、
中盤、
平田昭彦ら、3人組が出てくるあたりから、
変な空気になってくる。
平田さんは、
とってもエラソーで、
御大層な御託を並べるのだけれど、
何かが変。
で、オチは、やっぱりって感じで。
内容の薄い感想だなぁ(笑)。
(いつもの事か)
すみません、私の能力では、
この程度のものしか書けなくて。
評価 ★★★☆☆
誰に謝ってんだか・・・(笑)。
この映画に特別書き立てたり、
褒めたたえるような個所は皆無。
内容は無いよー。布団がふっとんだー、左とん平。
しかし一点だけ、これだけは言わせて!(誰もとめない)。
あの!東大出のインテリ俳優、平田昭彦さんが
こんな役を!?という衝撃。
でも、世間的には二枚目、インテリなのだが、
あの方の役の幅は実に広い。
初代のゴジラを倒して、日本を守ったり、
日本人皆殺しを企んで、ニセ札をばらまいて
インフレを起こしたり、
宇宙から攻めてきた昭彦が説得に応じて、
自分の星へ帰っていったり…すべてこの人だ。
そんなトンデモな役柄を与えられても、
この人だからリアリティーが生まれる・・・。
もっと評価されるべき俳優なのである。
しかし、いくらなんでも、これ一本では
当時としても集客力がなかろう…と検索したら、
同時上映は桜井センリさん主演「だまされて貰います」。
・・・まったくどちらも訴えかけるものがない・・・。
やはりナベプロの資金力がスゴかったという事か・・・。
by 裏・市長 (2016-09-28 12:43)
今では想像がつかないメンバーの組み合わせ(^_^;)
昔ならではのドタバタ喜劇(笑)
平田さんといえば渋いのに、喜劇に出ているとは貴重です。
by green_blue_sky (2016-09-28 15:02)
裏・市長さん
コメントありがとうございます
>誰に謝ってんだか・・・(笑)。
そ、それは、
こんな与太ブログでも、
わざわざ足を止めて、読んでくださっている皆様と、
あと、このソフトを貸してくださった、
お友達のAちゃんに、です^^;
Aちゃんはおそらくこのブログを読んでいると思うので、
こんなものしか書けなくて、ごめんなさいって(笑)。
>しかし一点だけ、これだけは言わせて!(誰もとめない)。
どうぞどうぞ。
ぜひご感想を聞きたいです。
確かに平田さんは、
沢山の映画に出られておられる割に、
あまり広くは知られていないような・・・。
地球を守ったり、
日本人を皆殺し(レインボーマン?)したり、
忙しかったというのに。
ただ。
>宇宙から攻めてきた昭彦が説得に応じて、
この作品は何?私、観てます?(笑)。
遺作が「さよならジュピター」というのも、
ちょっと残念ですし。
>同時上映は桜井センリさん主演「だまされて貰います」。
クレージーの映画はほぼ観ているつもりなのですが、
これは未見です。
うーん、この流れで観てみたいですね。
ソフトを探しに行ってきます・・・。
by 青山実花 (2016-09-28 16:56)
green_blue_skyさん
コメントありがとうございます
今ではすっかりベテランのタレントさんも
昔は、色々な作品に出ていたんですよね。
堺正章さんなんて、若い若い(笑)。
平田さんは、大真面目に
変な役を演じていました。
可笑しかったです。
by 青山実花 (2016-09-28 17:12)
この年代の映画は、多分・・・・・
TVで見た記憶があるような・・・ないような?
紀比呂子さん、よく見たよ!
あのほくろ、忘れられない!
懐かしい面々やね。^^
クレージーの映画、多かったからね〜泣いて笑って〜って・・
多かったね。^^
毎日鬱陶しくて・・・・カビ生えそうやね。^^;
by hatumi30331 (2016-09-28 19:27)
映画の題名を見て、うーん
敵を作らないようしなきゃ。。。 って、そこで止まってしまいました(+_+)
by ちょろっとぶぅ (2016-09-28 20:56)
紀比呂子と言えば、CAのドラマ「アテンションプリーズ」を思い出すニャ~
ドラマの内容はほとんど覚えてないけどニャ(^^;
by えーちゃん (2016-09-29 00:38)
hatumi30331さん
コメントありがとうございます
この映画はおそらく、
テレビで放映された事はないような・・・。
というのも、放送できる内容ではないのです^^;
クレージーの映画は好きです。
面白いですよね。
お天気、なんだかスッキリしませんね。
10月を期待しています。
by 青山実花 (2016-09-30 20:45)
ちょろっとぶぅさん
コメントありがとうございます
そうですね、敵を作らないように、
そして、ちょろっとぶぅさんと私は
いつまでもずっと仲良しでいましょうね♪
by 青山実花 (2016-09-30 20:47)
えーちゃんさん
コメントありがとうございます
CAのドラマというと、
私はどうしても「スチュワーデス物語」を
思い出します^^;
ドジでのろまだからかな^^;
by 青山実花 (2016-09-30 20:48)