「若い貴族たち 13階段のマキ」 [映画]
〔1975年/日本〕
女ばかりの不良グループのリーダー、
通称・“13階段のマキ”(志穂美悦子)は、
空手を武器に、新宿界隈を治めている。
ある日、グループは、助けを求めてきたストリッパーを
救った事がきっかけで、
暴力団・大門組と争いになってしまう。
組長の大門は、
用心棒の江藤(南城竜也)とマキを対決させようとするが、
男気ある江藤は、マキを逃がす。
翌日、ドライブに出かけたグループは、
途中で出会った、二階堂観光の社長令嬢・悠子(大原美佐)と
揉め事になり、
悠子に制裁を加える。
悠子は父親の友人である大門に頼み、
マキへの復讐を企て、
マキは少年院送りになってしまう。
大門は、悠子に結婚を迫り、
また、悠子に父には、
自分を共同経営者にしろと脅しをかけ・・・。
志穂美悦子さんカッケー!(笑)。
彼女がJACの女性部門のトップスターである事は
知っていたけれど、
何か特別な格闘技を習っていたのだろうか。
それとも、運動神経が良くて、
どんなアクションシーンもこなしてしまうという事?
いずれにしても、
大勢の男相手に、
一人で立ち向かっていく闘いっぷりには
惚れ惚れしてしまう。
内容も結構濃いわ(笑)。
冒頭からやられる。
いきなり、2人の女の子が、
線路に縛り付けられてるシーンから始まる。
不良同士のいざこざでリンチされてるんだろうなぁってのは
想像が付くけど、
いかにもな角度の、その映され方。
その後も、様々な揉め事があるけど、
私が一番凄いな、と思ったのは、
社長令嬢・悠子に対する、
不良グループの仕打ち。
それは暴力ではないのだけれど、
ある事をされてしまうんだな。
リンチにも色々あるだろうけど、
なるほど、その手があったか、って感じ。
いや、絶対真似をしてはいけないけど。
あんな事をされたら、
確かに、いい所にはお嫁にいけないよーって(笑)。
(観ていないかたには、何がなんだか分からないでしょうが)
そして、その後、
志穂美さんは少年院へ。
おぉ!雰囲気がちょっと、
梶芽衣子さんの「女囚さそり」みたいになってきたぞ、と
ワクワクする(笑)。
そこでいじめられ、
最後は、大ボスと対決する志穂美さんなんだけど、
その対決場所というのが、なんだか牧歌的(笑)。
まぁ、それがこの映画の良い所なんだろう。
その後も、その後も・・・
あー、キリがない(笑)。
評価 ★★★☆☆
憧れたなぁ~~(=^・^=)
悦子さんと、早苗さん(土田)。好きだったなぁ~~♪
by Rchoose19 (2016-08-26 12:48)
野焼きって、迷惑。^^;
火事かと思ってビックリしたよ。^^
毎日暑いね。
明日は花火。
お天気頼みです。へへ;
by hatumi30331 (2016-08-26 19:25)
斜陽産業、とは言われながらも、
まだまだ映画が輝いていた時代の映画ですね。
志保美さん、懐かしいなぁぁ~~ぁ!!
観て見たい映画です!!
by 向日葵 (2016-08-27 08:39)
志穂美悦子は哀しい。
日本を代表するアクション女優である。
我々からすれば、
それは素晴らしい看板なのだけれど、
やはり本人は「アクション」だけではない部分も
見て欲しかったのだと思う。
しかし「女必殺拳」などのアクション路線が
バカ当たりしてしまい、本人の思いとは裏腹に
来る話来る話、すべてアクション絡み。
なんとかこの状況から脱却すべく、
ホームドラマや恋愛ドラマ、バラエティに、
果敢に挑戦するも、見てるこちらは、
どれだけ三角関係がドロ沼化しようが、
「最後は拳で決着をつけるんだろ?」と、
どこかで期待してしまっていた。
いつ欽ちゃんに三段蹴りをお見舞いするんだろう?と。
あの時点で「アクション女優」を極めていれば、
あそこでツヨシと出会っていなければ、
奈良県で挙式を挙げていなければ・・・。
我々は米寿を迎え、なお、CG・ワイヤーを
使わないホンモノのアクション女優を前に
手に汗握っていたのかも知れない。
志穂美悦子にはフラワーアレンイメントより、
ヌンチャクがよく似合う・・・。
by 裏・市長 (2016-08-27 20:00)
Rchoose19さん
コメントありがとうございます
Rchoose19さんの場合、
元ダーリン繋がりで、
志穂美さんに直接お会いした事などはないのでしょうか^^
来月、お会いしたら、
その辺の事を詳しく教えてくださいね♪
by 青山実花 (2016-08-27 22:55)
hatumi30331さん
コメントありがとうございます
確かにあの煙では
火事と間違えてしまいますよね。
洗濯ものや、家の中にまで影響がありそうだし・・・。
by 青山実花 (2016-08-27 22:57)
向日葵さん
コメントありがとうございます
志穂美さん、アクションもすごいけど、
綺麗なかたでしたよね。
最近はすっかり長渕家の嫁になって、
お姿をお見かけしない気がしますね。
by 青山実花 (2016-08-27 23:01)
裏・市長さん
コメントありがとうございます
私もそう思います。
アクション女優と呼ばれるのは、
悪くはないけれど、
「自分はそれだけではない」と思っていたんじゃないかと
そんな気がします。
これは、ある一定のイメージがついてしまった、
俳優さん、女優さん、みんなが悩むようですね。
寅さんとか、金八先生とか・・・。
志穂美さんは、
アクション女優を極めていた方が
良かったのでしょうか。
そうしたら、ツヨシくんとも
出会っていなかったのでしょうか。
いや、しかし、
磁石のS極とN局が惹かれ合うように、
2人はどこかで必ずめぐり会う運命だったかもしれません。
ツヨシくんが、あの鍛えた体を生かした、
アクション映画に出ていたかもしれないし^^
ただ、
>奈良県で挙式
これは知りませんでしたぁ。
しかも、挙式した天川村って、
「天河伝説殺人事件」の舞台になった場所じゃ
ありませんか。
奈良って、とっても奥が深い・・・。
by 青山実花 (2016-08-27 23:28)