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「ラザロ・エフェクト」 [映画]

Lazaroeffect.jpg
〔2015年/アメリカ〕


大学で医学の研究をする、
フランク(マーク・デュプラス)と
彼の婚約者ゾーイ(オリヴィア・ワイルド)、
他3名のグループは、
死者を蘇らせる、
「ラザロ血清」の研究に夢中になっていた。


ある日、「ラザロ血清」を注射した犬が生き返り、
5人は歓喜する。
実験はついに成功したのだ。


ところが彼らの研究を、
製薬会社が丸ごと持っていくという事態が発生。
彼らは隠し持っていた血清を、
もう一度、死んだ犬に注射し、
それを録画して証拠にしようと
深夜の研究室に集まる。


ところが、実験の最中、
事故でゾーイが感電し、心肺停止になってしまう。
ゾーイを愛するフランクは、
彼女の死をどうしても受け入れられず、
「ラザロ血清」を使用して、蘇らせると言い出す。


他の3人は猛反対するが、
結局押し切られ、
ゾーイは生き返るが・・・。





懸賞で当たった招待券で観た。


死んだ生き物を蘇らせるという、
「ラザロ血清」を、
まだ実験段階なのに、人間に打ち込んでしまうという
ホラー映画。


やっぱり、死は死でしかない。
どんなに愛していても、
蘇ってほしくても、
諦めて、乗り越えるしか、仕方がない。


不自然な事をしたら、
そりゃあ、齟齬が生じるに決まってる。
最初に蘇った犬だって、
凶暴になるなど、
様子がおかしかったのだから、
それを人間に、なんて、
背中が冷たくなる。


私は宗教とは
全く無関係に生きてる人間だけど、
なんだか神様の領域を侵しちゃってる気がして。


登場人物はほんの数人で、
舞台も、実験室が殆どの、
おそらく低予算の映画だろうけど、
それなりに面白い。


オリヴィア・ワイルドが、
めっちゃ綺麗。
あんな綺麗な恋人が死んだら、
そりゃあ、彼氏の、惜しくなっちゃう気持ちも分かるけれど。
「彼女を失いたくない」って泣いてたし。


ラストは、
一度禁忌を冒してしまったら、
キリがなくなってしまうという終わり方。


評価 ★★★☆☆

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コメント 14

原みつる

蘇られせってことは~ソンび映画っぽい感じかな?見た目は怖くない感じのゾンビとか?
これって日本で公開されたのかな?知らなかったです。
by 原みつる (2016-07-03 20:09) 

向日葵

ちょっとだけ興味をそそられますが「ホラー」なのですね?

駄目だぁ~ぁ!!
ホラーはどうしても受け付けられません!!
by 向日葵 (2016-07-03 20:24) 

かーか

とーとが好き系の映画です(笑)
by かーか (2016-07-04 06:54) 

mitu

研究中で恐いと言えば、自動運転などで実用化されつつある、人工頭脳とか
ロボットがコワイですね・・・というかインターネットの世界も私にはコワイ^^
正義を頭脳に覚えさせて、悪から人間を守るためのロボットが人間を攻撃し始めたら・・・人間は滅亡したりして。そんな映画もあったような('_')
 アトムやドラえもんみたいなロボットはお友達になりたいですけどね。

by mitu (2016-07-04 08:44) 

ひろし

現代医学の問題提起をしたい映画なのかな?
どんなに医学が発展しても倫理上の問題はつきまといますね。

by ひろし (2016-07-04 10:52) 

裏・市長

ぜんぜんお早くないですが、
ギリギリ午前中なので、
かまわず、おはようございます!。

わかるわー。なんかわかるわー。
長らく病気で伏せっていて、ついに…なら、
あきらめもつくかも知れんけど、
いきなりの事故で死なれて、
そこへ、蘇らせる方法があるという。

それは禁断の果実なのだけれど・・・。

あ、でも犬で実験した時に妙なカンジになってるのか。
それはちょっと考えちゃうな。
姿形はゾーイでも中身は・・・。

ゾンビみたいなもんか・・・。
カンペキに戻るなら迷う事ないが、
これはゾーイのためにならないわ。
あきらめるしかない・・・。

一度心変わりした恋人は、
以前の彼女ではない。
もう、他人よりも遠い存在である。
でも、昔のよかった頃を思い出して未練が残るのだ、
引きずるのだ。・・・って何のハナシやねん?。

それもこれも暑さのせいなのよ!。
なに、この急激な暑さ!。
水分補給を忘れずに勤務に励みたまえ!。
by 裏・市長 (2016-07-04 11:49) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます

ゾンビのようで、
ゾンビとは違うような・・・。
見た目は、ゾンビのようなドロドロしたものではなく・・・
うーん、説明が難しいです^^;

これは現在、映画館で上映されています。
原さんはホラーがお好きなので、
いつか観てみて下さいね。

by 青山実花 (2016-07-06 19:36) 

青山実花

向日葵さん
コメントありがとうございます

ホラーなのですが、
ソフトホラーといった感じで・・・。

でも、お嫌いな方に無理に薦めてはいけませんね。
ソフトとはいえ、
やっぱり怖いので^^;
by 青山実花 (2016-07-06 19:38) 

青山実花

かーかさん
コメントありがとうございます

とーとさんはこういった映画がお好きですか。
では、ぜひ薦めてあげて下さいね♪

by 青山実花 (2016-07-06 19:39) 

青山実花

mituさん
コメントありがとうございます

私も同じ事を考えています。

っていうか、こうしてPCでやり取りしていることも、
「もしかしたらAIが、勝手に返事をくれているのかも」と
思う事があるんです。

だから、オフ会などでご本人にお会いすると、
「あ、本当にいるんだ・・・」と思ったりして^^;

人工知能の攻撃、
今では、
映画や小説でも沢山ありますね。
個人的には、これ以上開発しなくていいよ、と思いますが、
もう止められないのでしょうね。

by 青山実花 (2016-07-06 19:44) 

青山実花

ひろしさん
コメントありがとうございます

そうかもしれませんね。
医学の発達は素晴らしい事ですが、
死者を蘇らせる研究とまでなると、
なんだか考えてしまいます。
私は自分が一度死んだら、
生き返るような措置はしないでほしいなぁ。。。
by 青山実花 (2016-07-06 19:48) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます

いきなり、自分の目の前で
愛する人が死んでしまったら、
パニックになって、
「蘇らせる薬」を咄嗟に打ってしまう・・・
それは有り得るかもしれません。

そうなんです、その前段階で、
犬が恐ろしい状態になっていたので、
フランクには、そのことを思い出してほしかったです。
少なくとも彼は、科学者なのですから。

心変わりかぁ。
うーんと、まぁ、
色々思う事はありますが、
ここではちょっと書かない(笑)。
またいつかの機会に^^

暑いですが、
倒れないように頑張りましょう!^^

by 青山実花 (2016-07-06 20:09) 

るね

タブーを冒して死者を蘇らせようとする……ホラー作品だとS・キングの「ペット・セマタリー」を真っ先に思い出しますが、そちらはネィティブアメリカンの呪術なのに対し、こちらは科学なんですね。いや、科学だからこそ現代はリアリティすらありそうな。

>ラストは、
>一度禁忌を冒してしまったら、
>キリがなくなってしまうという終わり方。

人間の業ですかねぇ……。
by るね (2016-07-07 01:43) 

青山実花

るねさん
コメントありがとうございます。

死者を蘇らせたいという思いは、
基本に愛情がある場合が多いので、
悲しいですね。
でも、やはりそれはしてはいけないですよね。
人間はいつかきっと、
絶対に死ぬんですもの・・・。
by 青山実花 (2018-12-30 20:01) 

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