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「猫なんかよんでもこない。」 [映画]

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〔2016年/日本〕


ボクシングのA級ライセンス取得を目指し、
日々努力を重ねる風間俊介。
ある日、同居する漫画家の兄・つるの剛士が
2匹の子猫を拾ってくる。


風間は猫嫌いで、
最初は飼う事を反対したが、
兄は、風間を養ってくれているので、
強くは言えない。


子猫は、
オスは「クロ」、
メスは「チン」と名付けられ、
元気に育っていく。


そんなある日、
風間は医師から、
このままボクシングを続けると、
失明すると宣告され、
夢を諦める。


また、兄は、
漫画家を辞め、
故郷に帰ってしまった。
風間とクロとチンの3人(?)暮らしが始まるが・・・。





昨日、試写会で観た。
主催は、週刊文春さん。


今年の初め、
この試写会の事を知った時、
応募方法に、
「ハガキで」と書かれてあった。


いまどき、ネットでなくハガキって珍しい。
ハガキの買い置きなんてないよ、
わざわざ買うのも面倒だし・・・と思っていたら、
目の前にあったのは、
年賀状の残り!


これを使おう!
これなら、最初から住所も名前も印刷してある!
あとは、年齢と性別を書き込むだけ!


しっかし、そんな無精な事して当たるんだろうか、と
疑問にも思ったけど、
まぁ、駄目元だ。
余った年賀状も、役に立てて嬉しいであろう。


と思いながら、投函した数日後、
招待状が届いていた。
年賀状でも認めていただけたらしい。


ありがとう、文春!
ありがとう、センテンススプリング!


(・・・って、流行りに便乗し過ぎですね、すみません・・・)
(一度書いてみたかったの・・・)


映画は、といえば、
風間俊介のアパートにやって来る、
「クロ」と「チン」が
とにかく可愛い。


猫って、
縁側でのんびり寝てるってイメージが
私の中にあったのだけれど、
この2匹は、とにかく動く動く。
猫ってこんなに動くんだってくらい飛び回って、じゃれ合う。


その様子が実に愛らしい。
主役はこの2匹なので、
俳優さんたちの数は、
驚くほど少ない。
殆ど、風間俊介の一人芝居みたい。


猫好きの方にはたまらない映画ではないでしょうか。


評価 ★★★☆☆

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コメント 10

don

こんにちは~
>ありがとう、センテンススプリング

これ年末だったら、流行語大賞ですよね。
さすがに1月なので賞味期限が^^
by don (2016-01-27 12:29) 

青山実花

donさん
コメントありがとうございます

「センテンススプリング」、
流行語大賞、選ばれて欲しいですねぇ^^;
ただ、万が一受賞したとしても、
残念なのは、
おそらく授賞式に、
これを発したご本人が来ないという事ですね。
来たら来たで、大変な話題になるとは思いますが^^;

by 青山実花 (2016-01-27 15:03) 

裏・市長

ありがとう、センテンススプリング!。

おもしろいけど怖いなぁ。
メールやらラインの内容、ダダ漏れ!。
「2人だけのヒ・ミ・ツ」なんて、
もうこの世にはありえない。

我々、一般人のメールもダダ漏れてるんだろうけど、
利用価値がないから公開されないだけ(笑)。

試写会当選、1月から縁起がいいなぁ!。
過去に一回だけ、ガメラ大怪獣空中戦観せて頂いたわ。
チラシ一枚くれなかったけど。

風間俊介さんがジャニーズ所属だと、
最近まで知らずに中学生日記を見ていた私。
イノッチと風間さんは、どっちかというと、
欽ちゃんファミリーのほうがしっくりくる・・・。
by 裏・市長 (2016-01-27 22:29) 

向日葵

どこかで聞いたタイトルだなぁぁ。。

なんてずっと思っていましたが、原作の漫画を読んでいました!!
かなり下手な(へたうま?)絵でしたが、どこかほのぼのとして
憎めない。
原作の猫ちゃんたちも極め付きに可愛かったですよ。
ワタクシは基本的には「犬派」なのですが、
この漫画の猫ちゃん達には心底参りました!

どちらかと言えば、あまり綺麗とは言えない、
(何せ捨て猫ですから)血統書などもある訳無い
猫ちゃんたちなのですが。。

漫画の方もまさに「猫ちゃんが主役」!
風間俊介さん(より「君」が似合いそう。。)、あの
主人公、演じるのかぁぁ。。

機会があったら見てみたい映画ですねぇぇ。。
by 向日葵 (2016-01-28 01:29) 

ぼんぼちぼちぼち

試写当選おめでとうごさいやす!
ちゃんと猫がいっぱい出てくる猫映画なのでやすね。
興味ありやす!
あっしは何年か前に、途中から殆ど猫が登場しなくなる最低な猫映画を見てしまったことがありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-28 16:03) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます

情報、ダダ漏れですね。
しかも悪いのは、様々なツールを使っているのに、
どういった仕組みでそれが動いているかを知らない所ですね。
メールやLINEがなぜ相手に届くのか、
私にはさっぱり分かりません。
お手紙なら、ポストに入れて、
郵便局で区分けされて、相手に届く・・・って
すぐ理解できるのに。

>「ガメラ大怪獣空中戦」

いいじゃないですか、
これって平成ガメラの第一作ですよね。
しかも主題歌は私の好きな爆風スランプ。
私もいつか観てみますね。

本当、
風間さんとかイノッチは、ジャニーズとはちょっと違うような^^;
あと城島さんや関ジャニ∞も(スミマセン(笑))。
まぁ、皆さん頑張ってらっしゃるのでいいのですが。

by 青山実花 (2016-01-30 09:44) 

青山実花

向日葵さん
コメントありがとうございます

おぉ!さすが向日葵さんですね!
この映画の原作漫画を読んでおられるとは!

なるほど、漫画のネコちゃんたちも
映画に負けず可愛いですか。
「犬派」のかたまで魅了してしまうって、
それだけ漫画が面白く、パワーのある
作品なのでしょうね。
いつか向日葵さんにも観てほしいです~。

ところで、
向日葵さんの過去のレビューを読ませていただき、
高橋留美子さんの事、ビックリしました。
やっぱり世に出る人は、
最初から違うのでしょうか。

「うる星やつら」は一時、よく読みました。
主人公のあたるが生まれた時の状況など、
思い出しても笑ってしまいます。
ウィキペディアによると、
高橋さんは下ネタが苦手とありますが、
あたるは相当な好色ですよね(笑)。
ああいったライトな感じなら大丈夫なのでしょうか^^;
もう一度読んでみたくなりました。

向日葵さんの漫画も読んでみたいです~。
いつか見せて下さいね。

by 青山実花 (2016-01-30 10:00) 

青山実花

ぼんぼちぼちぼちさん
コメントありがとうございます

ありがとうございます。
試写会が当たったのは久し振りなので嬉しかったです。

はい、猫ちゃんは、
最初から最後までずっと出ずっぱりです(笑)。

>途中から殆ど猫が登場しなくなる最低な猫映画

あはははは~。
それって詐欺ですね。
動物の映画は、あくまでも動物が主役なのに。
うーん、私も観た事のある映画ですかね。
「グーグーだって猫である」・・・とか?

by 青山実花 (2016-01-30 10:09) 

sig

「猫なんか」の「なんか」という言い方がちょっと気障りなんですが・・・映画を見れば(原作を読めば)わかりそうですか?
by sig (2016-02-06 14:40) 

青山実花

sigさん
コメントありがとうございます

確かに私も、このタイトルは、
日本語として変だと思っていました。

この「なんか」は、
猫と犬を比較して出てきた言葉だと思います。
「犬は呼べば来るのに、猫なんか呼んでもこないんだぜ」みたいな。
言葉も一部分を切り取ると、
なんだかよく分かりませんよね。

by 青山実花 (2016-02-06 19:57) 

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