「セクシー・サイン 好き好き好き」 [映画]
〔1960年/日本〕
叶順子と宮川和子は、
叶の弟のアイスホッケーの試合を観戦中、
汚い言葉で選手に喝を入れる男と喧嘩になる。
数日後、叶たちの友人でファッションモデルの野添ひとみは、
ショーの時間に遅れた事を、
繊維会社の若い社員に怒鳴りつけられる。
この男こそ、ホッケー場にいた男・川口浩だった。
野添・叶・宮川は、
3人共、川口に惚れてしまい、
それぞれアプローチを開始。
そんな中、川口は上司から、
野添の伯父で、高名な画家・船越英二の描く絵を、
会社のポスターに使わせてもらえるように頼みに行けとの
命令を受け、船越の家に行く。
船越は、漢方薬マニアで、
川口は、船越の煎じた不味い漢方の煮出し汁を飲まされ、
散々な目に。
また、野添たちは、
船越が調合した惚れ薬を、
なんとか川口に飲ませようとするが・・・。
観たかったの、これ♪
だって、このタイトルってどうよ(笑)。
「観客を舐めてんのか?」って感じで、
おそらく馬鹿馬鹿しい内容なのは
簡単に想像が付いて、逆に興味深くて。
案の定、本当に馬鹿馬鹿しかったわ(笑)。
野添ひとみ、叶順子、宮川和子の
3人娘が、
川口浩様に惚れちゃって、
なんとか、自分の方に振り向かせたいって話だけど、
世の中には人間が10人ほどしかいないのか?ってくらい、
出会う人出会う人、
全員が知り合い(笑)。
浩様が素敵なのは相変わらずで、
モテモテなのも分かるわと、
1人でニコニコしながら、
スクリーンを見つめていた私。
映画館って暗いから、そういう時、助かる。
明るかったら、馬鹿だと思われる所だ(笑)。
浩様と、野添ひとみさんが、
2ショットになる度に、
毎度の事だけれど、うっとりと見とれてしまう。
なんてなんてお似合いのカップルなんだろう。
本当に可愛い2人。
出会うべくして出会った2人って感じがする。
変わり者の画家、船越英二の演技が笑える。
彼は、夢に見た理想の女とそっくりな女と出会い、
女が美容師をしていると知ると、
店にパーマをかけにいく。
ただ、その出来上がりは、
平凡だったのがちょっと残念。
私としては、
もっとパンチパーマかアフロヘアくらいに、
インパクトのある髪型にしてほしかった。
その方が、映画的にも面白くなるのに。
船越英二の趣味の漢方薬作りってのも凄い。
彼は、自分で作る漢方の原料を大量に自宅に持っている。
それって薬事法違反なんじゃ?って思うくらい。
それをコーヒー代わりに飲まされる浩様には笑ったけど。
評価 ★★★☆☆
2015-12-07 12:00
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コメント(2)
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タイトルも笑えるけど 漢方薬マニアってΣ(爆゚∀゚)・:*.ガッハ─────ッッ!!!
うける~
パンチパーマとかアフロは役者さんがNGだったんじゃない?
ァ'`,、'`,、'`ヾ(,,-∀-,,)シ ,、'`,、'`,、
by 原みつる (2015-12-07 20:00)
原みつるさん
コメントありがとうございます
漢方薬マニアって、絶対変ですよね^^;
あまり変な物を飲むと、
臓器に影響が出る場合もあるというし、
ほどほどにしてほしいものです。
確かに。
とうじスターだった船越さんは、
アフロは勘弁と言ったのかも。
カツラでもいいのにね、
高木ブーさんの雷様みたいに^^;
by 青山実花 (2015-12-09 08:12)