「噂のギャンブラー」 [映画]
〔2012年/アメリカ〕
宅配ストリップをしているベス(レベッカ・ホール)は、
自分の生活を変えたく思い、
ラスベガスに行く。
そこで、ギャンブルを生業とするディング(ブルース・ウィリス)の
アシスタントに採用されると、
どうやら才能があったようで、
ディングの片腕として、成長してゆく。
さらにディングと男女の関係となるが、
彼の妻・チューリップ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に咎められ、
ディングもチューリップを選んだため、
解雇されてしまう。
ニューヨークに飛んだベスは、
そこで新たにギャンブルを始める。
しかし、ニューヨークはギャンブル禁止の法律があり・・・。
ギャンブルでの駆け引きや、
どんでん返しがメインのお話かと思っていたけれど、
一人の女の子の成長物語みたいな感じだった。
ギャンブル映画って、
そのゲームのルールを知らないと、
何がなんだか分からないという事になってしまうけれど、
そのような事もなく、
そういう意味では観ていて楽。
ただ、ちょっと驚いたのは、
もうこの世の中、
どんなことでも、賭けの対象に出来るし、
している人がいるんだな、って事。
競馬などはもちろん、
ありとあらゆるスポーツ、
さらにはミスコンまで、
勝敗やランキングがつくものは、
彼らにとっては全て賭けの対象らしく、
ブルース・ウィリスの事務所の壁は、
一面モニターになっていて、
それらを映したテレビ番組が流れている。
それって、私が物知らずの呑気者なだけで、
世の中は、普通にそうなのだろうか。
例に出しては失礼だけれど、
今で言えば、
テニスの錦織くんの試合なども、
日本のどこかで、賭けの対象にしている人がいるのだろうか。
それから、賭けの場面とは違うけど、
キャサリン・ゼタ・ジョーンズの有る場面にショック。
彼女は劇中で、
フェイスリフトの施術を受けるのだけれど、
その直後の、顔の青あざと腫れの痛々しそうな事ったら。
あくまでも憶測だけど、
一部の女優さんたちが、
その施術を受けているとの話はよく聞く。
私たちは、あざや腫れが消えた、
美しい顔になった状態でしか見る事はないけれど、
舞台裏があんなに壮絶とは。
すごいなぁ、美に対する思い入れ。
私は整形には一生縁がないだろうと思う。
必要がないわけではなく、
あの痛そうな状態に耐えられそうにもなくて。
評価 ★★★☆☆
イギリスでもシャーロット王女の誕生前に、生まれるのは王子なのか王女なのかが賭けの対象になっていたようですね。
by Mitch (2015-07-23 19:03)
Mitchさん
コメントありがとうございます。
あ、そうでしたね!
男女の別から、お名前まで
賭けの対象になっていましたね。
それって、イギリスだから許されるのでしょうか。
日本で大っぴらにそんな事をしている人がいたら、
不敬だと怒られそう^^;
もしするとしても、密かに、密かに、ですね。
by 青山実花 (2015-07-24 11:26)