SSブログ

「エージェント・マロリー」 [映画]

agentMallory.jpg
〔2011年/アメリカ〕


フリーでスパイ活動をするマロリー・ケイン(ジーナ・カラーノ)は、
かつての恋人で、
民間軍事会社の社長・ケネス(ユアン・マクレガー)から、
バルセロナでの人質救出の依頼を受ける。


ミッションを成功させたマロリーに、
ケネスは再び仕事を持ち込む。
それはイギリスの諜報機関からの依頼で、
同業者のポール(マイケル・ファスベンダー)と
新婚夫婦のフリをしながら、
スチューダー(マチュー・カソヴィッツ)というフランス人男性の
動向を探るという内容。


マロリーはポールと、
揃ってパーティに出掛けるが、
何かがおかしいと予感した彼女が、
周辺を探ったところ、
倉庫で、バルセロナで救出したはずの人質の遺体を発見する。


その後、彼女は武装集団に追われるようになり、
なんとかして父親の住む家に辿り着くが、
追手はこの家にもやって来ており・・・。





登場人物が皆、
ビッグネームで驚いてしまう。


マイケル・ダグラス・
アントニオ・バンデラス、
ユアン・マクレガー、
マイケル・ファスベンダー、
マチュー・カソヴィッツ、
ビル・パクストン、
そして、チャニング・テイタムなどなど。


こんな凄い人たちが、
みんな脇役扱いで、
とっても贅沢なのだけれど、
それにしては主演のマロリー役の女優さんが
ちょっと地味?
そもそも、この方の事知らないし・・・


と思っていたら、
今調べて、ビックリ。
このジーナ・カラーノという女性は、
女優ではなく、
総合格闘家として、
大変な人気があるそうだ。


なるほど、それなら納得。
女優がアクションシーンをこなした、のではなく、
格闘家が女優として映画に出たのだから、
激しいアクションシーンの本物感があったのも、
そのせいか、と。


そう考えると、
むしろ彼女と闘う男優陣の方がビビっていたのでは、
などと邪推してしまう(笑)。
チャニング・テイタムや、マイケル・ファスベンダー、
そして、ユアン・マクレガーとの争いは、
肉体と肉体がぶつかり合うような、
かなり激しいもので、
女相手に手加減するといった事はまるでない。


マロリーがファスベンダーと、
新婚夫婦を装った場面がちょっと面白かった。
駅で初めて会った彼らは、
誰が見ていても、疑われないように、
いきなり夫婦っぽい雰囲気を醸し出すように演じる。


たしかに、
「初めまして」の空気を漂わせてしまっては
絶対にマズイわけで、
それは当たり前の行為なんだけど、
なんだか面白そうで、
私も同じ事をしてみたいと思ったり(笑)。


全体的には、
マロリーは常に逃げ回っているような印象。


それは、私がしょっちゅう見る、
誰かに追われる夢にもよく似ている。
もちろん夢の中でも、
私はマロリーのようにカッコよくは逃げられないのだけれど。


評価 ★★★☆☆

nice!(49)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 49

コメント 2

mitu

追われる夢を、しょっちゅう見るとは・・・お忙しいのですね(@_@)
by mitu (2015-06-26 12:23) 

青山実花

mituさん
コメントありがとうございます。

映画の観すぎなのか、
夢の中で追いかけられながらも、
どうやったら効率的に逃げられるか考えている気がします。
変な女ですよねー^^;
by 青山実花 (2015-06-28 20:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0