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「黒の爆走」 [映画]

kuronobakusou.jpg
〔1964年/日本〕


警視庁機動警ら隊の白バイ警官・田宮二郎は、
ある日、スピード違反のバイク3台を追いかけるうち、
公園に逃げ込んだバイクが、
子供を轢いて、逃げてしまう。


強い責任を感じ、
また、マスコミからは、
「深追いしすぎ」と叩かれてしまった田宮は、
自分の手で犯人を捕まえると決心、
恋人・藤由紀子と一緒にバイク好きが集まるクラブに参加し、
犯人が現れるのを待った。


胡散臭い3人組みの男と親しくなった田宮は、
彼らこそが犯人グループだと確信、
より親しくなるために、
一緒に遊ぶようになる。


3人のうちの1人は、
田宮を信じ切ってはいなかったが、
自分は印刷工だと言い張り、
彼らの目の前で、
スピード違反で捕まって見せるなど、
疑われないように苦心する。


ある日、3人が多数のバイク乗りを集めて、
「遠乗り会」をすると言う。
参加した田宮は・・・。





神保町シアターで、
「あの試走車を狙え」を上映される予定だったのが、
音声の不良とかで、
急遽、差し替えられたのがこの作品。


まぁ、私は、
どちらも未見だったので、
この作品でも何も問題なかった。
むしろ結構面白いと思ったし、観て良かった。


田宮二郎の白バイ警官姿のカッコいい事ったら。
(そこかよ(笑))
もともと、あのハンサムな顔立ちな上に、
ピシッとした制服を着ているものだから、
その素敵な感じに惚れ惚れしてしまう。


お話は、シリアスなようで、
結構コミカル。
田宮は犯人を捕まえるために、
日曜日のデートは必ず、
バイク好きが集まる空き地に行くので、
恋人の藤由紀子はおかんむり。
そんな2人のやり取りが可愛い。


しかも田宮さん、
犯人らしき三人組みの正体を暴くために、
藤由紀子に、犯人に近付いてくれと言う。
それは危ないでしょ。
主犯の男は、
「あんた意外とグラマーだね、へっへっへ」みたいな、
気持ちの悪いセクハラな事を言う奴だし。


この藤由紀子さんを、
とても綺麗な人だと思っていたら、
なんと、この方、のちに実生活で田宮さんと結婚するのね。
知らなかったー。
どうりで息が合っている、
お似合いのカップルだと思った。


田宮さんが、自分を警察官だと気取られない為に、
色々細工する場面が結構緊張する。
ラストも面白かった。


評価 ★★★☆☆

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