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「エクソダス 神と王」 [映画]

exoduskamitoou.jpg
〔2014年/アメリカ〕


紀元前1300年。


エジプトの王家で、
王子・ラムセス(ジョエル・エドガートン)と
兄弟のように育った養子のモーゼ(クリスチャン・ベイル)。
モーゼは戦いにおいても
目覚ましい活躍を見せるなど、
国王からも、民衆からも、強い支持を受ける存在。


その頃、エジプトは、
400年もの間、
ヘブライ人を奴隷として扱い、
過酷な肉体労働を強いていた。


そんなある日、モーゼは、
ヘブライ人の長・ヌン(ベン・キングズレー)から、
自分がヘブライ人である事を知らされ、驚く。


さらに、それを知ったラムセスは、
モーゼを追放。
数年後、モーゼは、
ヘブライ人を救うため、エジプトに戻り、
ラムセスと対峙する事になる・・・。





150分の長い映画で、
「大作を観た」という満足感でいっぱいになった。
「人間が描けていない」と、
ネットでの評価は低いようだけれど(笑)。


私がこの映画の何が好きって、人間よりCG(笑)。
エジプトを追われたモーゼが、
十数年ぶりに戻ってきたあと、
エジプトでは、大変な事態が連続して起こる。


その事態とは、動物の異常発生。
ワニに、カエルに、ブヨに、イナゴに・・・と、
まぁ、その数たるや、
どひゃ~と言いたくなるほどで(笑)。


こういった場面は、中途半端では絶対に面白くなく、
この映画でのそれは、
私の欲求を大いに満たしてくれる、
実に楽しい場面であった(笑)。


モーゼが連れて歩くヘブライ人が、
40万人というのも凄い。
40万人って、想像がつく?
私はつかないわ(笑)。
それだけの人が、同時に長い旅をする場面は圧巻で、
人人人、人だらけ(笑)。


で、クライマックスとも言える、海の場面。
「十戒」では、たしか「海が割れる」といった表現が合っていたと
記憶しているけれど、
この「エクソダス」は、「割れる」というより「潮が引く」といった表現の方が
合っているかも。


そう、「十戒」といえば、
中学の時、
名画座まで観に行ったのだけれど、
海の場面以外、全く覚えていない。


中学生が、何を思って、
わざわざそんな映画を観に行ったのか、
今となっては不明だけれど、
最後まで観た事は覚えているから、
それなりに楽しんでいたんだろうか。
やっぱりもう一度観ないと駄目かな。


正直、この「エクソダス」において、
モーゼの苦悩や、ラムセスの嫉妬なんか、
私にはどうでもいいわ(笑)。
映像を楽しめたおかげで、帰り道の足取りは軽かった。


評価 ★★★★☆

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