「静かなる兇弾」 [映画]

〔1959年/日本〕
深夜の路上で、
タクシーの運転手が、
頭部を撃ち抜かれるという事件が発生。
刑事・志村喬と高倉健のコンビが担当となり、
犯人の捜査がはじまった。
タクシーの運転手の身元が分かり、
人間関係を洗うと、
友人と友人の恋人との三角関係が浮上。
しかし、どうやらそれは事件とは無関係のようだ。
拳銃の不法所持者の線を探るため、
その方面に詳しい、
バー「テキサス」のダンサー・久保菜穂子に当たると、
1人の男が浮上する。
男はしょっちゅうバーにやって来ると言われ、
張り込みを続ける2人。
そして、志村は、
私生活では、娘・中原ひとみから、
結婚の報告を受け・・・。
志村喬さんと高倉健さんがコンビを組んで、
殺人事件の捜査に当たるお話。
可もなく不可もなく、
今なら、2時間ドラマの題材くらいにしかならない内容だけど、
このお二人がとってもいい感じだったので
それなりに観られる。
志村さんは、中原さんの恋人より、
高倉さんに娘婿になってほしい様子がありありで、
娘が結婚を決めたというのに、
あまり嬉しくなさそうで。
高倉さんもイメージそのままに、
無骨で、照れ屋で、
女に気の利いた事は言えないタイプ。
トンビに油揚げさらわれても、
まぁ、仕方ないかなって(笑)。
事件の捜査過程も普通。
現代と違うのは、
戦友の絆みたいなものが
まだ強くあった時代というくらい。
それから、ラスト近くに、
そんな偶然ってあり?と言いたくなるような人物が
事件に絡んでくる。
まぁ、絶対ないとは言えないけど、
すんごく低い確率だろうなぁ(笑)。
評価 ★★★☆☆
志村さんと高倉さんの共演というだけで観たくなる映画ですね(^^)
by mitu (2015-01-18 12:25)
mituさん
コメントありがとうございます。
本当にすごいコンビですね。
お二人が刑事物で相棒になるドラマがあったら、
絶対観ちゃいますよね^^
by 青山実花 (2015-01-19 21:23)