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「96時間 レクイエム」 [映画]

96jikanrequiem.jpg
〔2014年/フランス〕


元CIAのエージェント・リーアム・ニーソンは、
既に再婚している元妻・ファムケ・ヤンセンに未練たっぷり。
また、今は一人暮らしをしている娘・マギー・グレイスを
目の中に入れても痛くないような溺愛ぶり。


ヤンセンも、現在の夫と上手くいっていないようで、
ニーソンとの復縁を望んでいるように思えた矢先、
彼女が殺されているのが発見される。


状況から、
ニーソンは犯人だと断定され、
警察から追われる事に。


逃亡者となったニーソンは、
警察の目を欺きながら真犯人探しに奔走し、
核心に近づいてゆくが・・・。





「96時間」シリーズ3作目。


もはや邦題の「96時間」は、
内容となんら関係ないものになってしまった(笑)。
(そもそも原題は「TAKEN」)


色々なご意見があるようだけれど、
リーアム・ニーソンの無敵っぷりはやっぱり最高と思ってしまった私。
警察からも、悪人側からも、
散々な目に遭わされながらも、絶対へこたれない不死身の体(笑)。
追われて逃げてるだけじゃなくて、
相手の動きを先に読んでは、
先手を打つ能力にも長けているらしい。


しかも、こんな時代、
機械物にも詳しくなくてはならず、
GPSの情報やら、何やらを、
すぐにダウンロードして盗める知識。
「自分、オッサンだからPCは苦手」なんて言って憚らない
私の上司とはわけが違う(笑)。


ちょっと解せない場面もあったけどね。
ファムケ・ヤンセンが拉致される様子が、
スタンドの監視カメラに映っているのを、
ニーソンは警察より先に見るのだけれど、
それだったら、それを警察に見せて、
「これでも俺を犯人と言うか!」と言ってやれば、
それで事は収まるのにと思ったんだけど(笑)。


今回、捜査の指揮をとる刑事役を、
フォレスト・ウィテカーが演じているのが、
ちょっと嬉しかったな。
なんか好きなのよね、彼の事。
理由は特にないんだけど。


と、ここまで書いて、
検索してみたら、
ニーソンが、
「フォレスト・ウィテカーと、もう一度仕事してみたい」と言ったとか。
本当にそうなったらますます嬉しいわ。


評価 ★★★☆☆

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