SSブログ

「若親分あばれ飛車」 [映画]

wakaoyabunabarebisha.jpg
〔1966年/日本〕


若親分・南条武(市川雷蔵)が、
故郷の大浜の町に帰ってきた。


代貸の猪之肋(見明凡太朗)や、かつての子分たちは、
彼の帰郷を喜び、
早く会いたがったが、
彼はまず、海軍時代の友人たちから、
ヤクザ・北門組と軍の癒着について、
相談を受ける。


しかし、武は、
自分は今夜満州に発ち、
一から新しい生活を始めると、
手助けを断る。


一方、役所に勤める猪之助の息子とその仲間たちも、
北門組の入札不正を見つけ、
なんとか証拠を掴みたいと
躍起になって調査をしていたが、
突然解雇される。


一連の出来事を知った武は
満州行きを辞め、
立ち上がる・・・。





シリーズ5作目。


市川雷蔵が、
単身、ヤクザの北門組に乗り込んでいく場面が
最高にカッコいい。


彼は大勢のヤクザに取り囲まれて、
大変に危うい空気の中、
北門組の組長と、
張り詰めた糸のような会話をする。


その時の雷蔵さんの迫力ったら、
チンケなヤクザたちは言葉を発する事もできず、
雷蔵さんの一人勝ち。
良い場面だった。


雷蔵さんの海軍時代の友人が、
ある女を助けるんだけど、


実はそれは美人局って設定で。
いや、美人局ですらない、
まるで色気抜きの人助けだってのに、
女が倒れ掛かってきた隣の部屋に、
お布団が敷いてあって、
写真を撮られてしまうという罠。
ちょっとビックリして、
「あらら」と独り言言っちゃったわ(笑)。


例によって、
ラストは人を殺しまくる雷蔵さん。
満州に行くのは止めたし、
この先、どうなるのかしら(笑)。


評価 ★★★☆☆

nice!(20)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 20

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0