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「モスラ対ゴジラ」 [映画]

mosurataiGODZILLA.jpg
〔1964年/日本〕


大きな台風が吹き荒れた後、
ある海岸に巨大な卵が漂流する。


漁師たちが卵を陸に引き上げると、
生物学博士・三浦(小泉博)は、
早速調査を始める。


ところが、その卵を興行師の熊山(田島義文)と
実業家の虎畑(佐原健二)が独占し、
見世物にして金儲けを企む。


新聞記者の酒井(宝田明)と純子(星由里子)が、
それを阻止しようと対策を練っていると、
掌に乗るくらいの小さな美人(ザ・ピーナッツ)が現れ、
卵を返してほしいと言う。
それは、南の孤島・インファント島の崖から落ちた、
モスラの卵だと言うのだ。


その頃、干拓地では、
地面からゴジラが出現し・・・。





シリーズ4作目。


この映画を観た事のない方でも、
ザ・ピーナッツが歌うモスラの歌を
聞いた事がある方は多いだろうし、
私のその一人。


初めて通しで観てみて、
「なるほど、このようなシチュエーションで歌われるのね」と
知った次第。


ここで描かれる人間たちの
手前勝手な言い分は
観ているこちらも呆れてしまう。


彼らはモスラの卵を返してほしいと懇願する、
ザ・ピーナッツは撥ね退けたくせに、
ゴジラが現れて困り果てた途端、
モスラにゴジラを倒してほしいと、
ピーナッツの住むインファント島に
お願いに行くという都合の良さ。


そのそも、モスラがゴジラを倒せるという
根拠はどこに?
モスラは大きな蛾の怪獣(だと思う)だけど、
ゴジラと対等に戦える保証は
どこにもないじゃないか。


それに、
原始生活を送るインファント島の人々の事も、
自分たちより劣った人々と見ているのが
丸わかり。
まぁ、そういった事に違和感を感じない時代だったのでしょうけれど。


星由里子さんたちが、
ザ・ピーナッツと一緒に行動する時、
ピーナッツのお二人を、
バニティバッグというか、
そういった形のバッグに入れているのが、
なんだか可哀相だった。


だって、バッグの蓋をしたら、
中は真っ暗で、
物凄く息苦しくて、不安だと思うんだけど。
どうせなら、鳥籠のような物か、
透明ケースの方が、
お二人の為にはいいと思うなぁ。
まぁ、人目に付かせたくないからかもしれないけど。


評価 ★★★☆☆

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原みつる

昔のゴジラは可愛い感じですね。
平成版ゴジラくらいから怖い感じになったのかな?
by 原みつる (2014-09-09 19:48) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます。

昔のゴジラも、
ゴジラと戦う怪獣も、
ソフビを誰かが手で動かしているみたいですね^^;
平成版は観た事がないので、
追々観ていきたいと思います。
by 青山実花 (2014-09-12 16:11) 

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