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「リベンジ・マッチ」 [映画]

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〔2014年/アメリカ〕


1980年代。
互角の実力を誇る2人のボクサー、
レイザー(シルベスター・スタローン)と、
キッド(ロバート・デ・ニーロ)は、
1勝1敗の成績で、
3戦目を目前に控えながら、
レイザーが引退を表明し、決着がつかないまま30年が経過した。


黒人プロモーター・ダンテ・スレートJr.(ケヴィン・ハート)は、
2人を題材にしたテレビゲームの開発を企画し、
レイザーとキッドは30年ぶりに再会するが、
スタジオで大乱闘となり、
その様子がyoutubeで流れ、馬鹿受けする。


これは金になると踏んだダンテは、
2人の再試合を決める。


2人の確執は、
当時レイザーの恋人だったサリー(キム・ベイシンガー)に
原因があった。
サリーはレイザーを深く愛していたが、
ボクシング一筋のレイザーに淋しさを覚え、
キッドと一夜を共にし妊娠、
その子供を産んだのだ。


「負けるわけにはいかない」
互いに闘志を燃やす2人は、
老体に鞭打って、過酷なトレーニングを開始するが、
鈍った体は、最初は思い通りには動かない。


試合当日、勝つのはどちらなのか・・・。





シルベスター・スタローン、67歳。
ロバート・デ・ニーロ、70歳。
いやはや、普通に考えて、
ボクシングなんてする年齢ではないのだろうが、
頑張ってる、2人共(笑)。


2人とも、ちゃんと老齢を認めての内容なので、
その辺りはホッとする。
「一体、何歳の設定なの?」と言いたくなるような、
実年齢無視の映画だったら、
ガッカリしていた気がするから。


2人とも「ロッキー」と「レイジング・ブル」で、
ボクサー役は演じ済みだけれど、
特にこの映画、
ロッキーで有名な、
あの場面や、あの場面や、あの場面が再現されていて(笑)、
本当に楽しかった。
「またやってる」って(笑)。


そう考えると、
忘れられない場面が随所にある「ロッキー」って、
本当に優れた映画だったんだなぁと、
今更ながら、強く思う。


スタローンとキム・ベイシンガーも再会して、
いい雰囲気になるんだけど、
それがまた、ロッキーとエイドリアンを彷彿とさせて素敵。
スタローンは、ロッキーでもストイックだったものね。
1人の女を深く愛するタイプ。


それとは正反対な性格に描かれるデ・ニーロ。
彼は寄って来る女を拒まない(笑)。
そのお盛んな様子ったら、
10代の若者みたいだったわ(笑)。


試合の場面も、
思っていたよりはずっと
迫力がある気がしたな。
あまりにも殴り合うものだから、
心配になったくらい。


ラストに「おぉ!」と言いたくなるようなゲストあり。
本編が終わっても、すぐに席を立たない方がいいです。


評価 ★★★☆☆

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