「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」 [映画]
〔2004年/フランス〕
フランスの片田舎で、
音楽フェスティバルが行われる事になる。
主催するのは、町を牛耳るボス・ジャン=ピエール・マリエル。
彼は、自分の娘・ヴァネッサ・パラディが、
歌手としてデビューするのを望んでいるのだ。
フェスティバルに参加するため、
やって来たスタントマンのジェイソン・フレミングは、
パラディと出会った瞬間、恋に落ちてしまう。
しかし、その事に怒ったマリエルは、
フレミングに難癖をつけ、
禁固133年の刑で、刑務所に入れてしまう。
そんな中、インチキ音楽プロデューサー・ブノワ・ポールヴールドが
町に現れ、パラディをデビューさせてやると言う。
マリエルは大喜びだが、
ポールヴールドの目的はパラディとの一夜の関係だけ。
一方、パラディに会いたい一心のフレミングは脱獄し、
なんとか町に辿り着く。
そんな中、空からエイリアンが襲撃してきて・・・。
ジョニー・デップの長年のパートナーとして有名な、
ヴァネッサ・パラディ。
ただ、デップ絡みの話題はよく聞くけれど、
考えてみれば、
私は、彼女のお仕事については殆ど知らない。
唯一観た映画、「ロスト・イン・ラマンチャ」も、
デップが主役だし。
で、彼女の名前が入ったこの映画。
こんなに長時間、彼女の姿を見るのは初めてな気がするけど、
ごめんなさい、つまらなかった(笑)。
エイリアンが全容を現すのは、
1時間半の映画で、1時間が経った頃。
それまでにも、思わせぶりな場面はあるけど、
何だかよく分からない。
エイリアンの特性も分からない。
人を襲うのもいれば、
人の体に入るのもいる。
その行動に一貫性がない気がして。
お話も面白くない。
田舎のボスの娘が、
歌手になりたくて、
地元で父親主催のフェスティバル、って、
そんな事している間に、
都会でオーディションでもなんでも受けなさいよ、って(笑)。
ただ、歌を歌うって設定は重要かも、
パラディは元々、女優でなく歌手だそうで、
フランスではヒット曲もあるようだ。
当然、フェスティバルの場面では、
結構な長い時間を使って、
歌を披露している。
彼女のファンには、
たまらない映画なのかも。
プロモーション映画だと考えれば、
金がかかっていて、凄いと思うし。
それに確かに、パラディは魅力的な女性だとは思う。
グラマーな色気はないけど、
華奢で、無駄な肉が付いていない。
無理なダイエットというより、
元々そういった体型のように見える(想像)。
デップとの事は、
悲しい結果になってしまって、
ガッカリした方も多いだろうし、
私もその1人。
男と女の事だから、仕方ないんだけどね。
評価 ★★☆☆☆
不思議な映画のようですね(^_^;)
私は「橋の上の娘」しか見てません。
独特のオーラがある人だと思いました。
by su-nya (2014-03-06 05:06)
su-nyaさん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
ヴァネッサ・パラディの名前が、
そのままタイトルに付いちゃってるし。
そう面白い映画ではないので、
あまりお勧めはしません^^;
ジョニー・デップは彼女のオーラに
やられちゃったんでしょうか。
「橋の上の娘」、今度観てみます^^
by 青山実花 (2014-03-07 16:12)