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「ホーホケキョ となりの山田くん」 [映画]

tonarinoyamadakun.jpg
〔1999年/日本〕


山田家は、
お父さん、
お母さん、
高校生・のぼる、
小学生・のの子、
そしておばあちゃんの5人家族。


ある日、家族でデパートに行った帰り、
車にのの子が乗っていない事に気付いた4人。
慌ててUターンしたけれど、
受付のおねえさんが、
のの子は知らないおばさんに連れられて帰ったと言う。
大変だ、誘拐かもしれない。
「あの子は私に似て可愛いから」とお母さん。


別の日。
近所の公園で、
暴走族がたむろしている。
「私が注意してくる」と、
ヘルメットにバットを持って
出掛けようとするおばあちゃん。
ちょうど会社から帰ってきたお父さんが、
驚いて止めると、
「じゃあ、あんたが行きなはれ」と。
お父さん、どうする!?


と、こんな感じで山田家の毎日は過ぎてゆく・・・。





この映画は、
友人と私の記憶がなぜか食い違っているという、
なんとも不思議な作品。


というのも、
友人は、私と一緒にこの映画を、
劇場で観たと言う。
でも、私は観た記憶が全くない。
1999年の映画だから15年前か。
たった15年前の事も思い出せないくらい、
私のボケは進んでいるのかと不安(笑)。


で、昨日、レンタルして観てみた。
全く記憶にない(笑)。
やっぱりボケてるのか!?
まぁ、どちらでもいいや(笑)。


映画は、4コマ漫画風に、
小さなエピソードが積み重なっていて、
間に、粗筋に書いたような、
ちょっと長い物語が挟まれる。


この作品について、
そもそも殆ど知識がないのだけれど、
山田さんちのおばあちゃんというのは、
お母さんのお母さんという認識で
良いのだろうか。
お父さんはおばあちゃんに敬語を使っているけれど、
お母さんの物言いには遠慮がない。
いわゆるマスオさん?


サザエさんとちょっと違うのは、
お父さんが、疲れている感じがする事かなぁ。
仕事に行くのも大変そうだ。
その、サラリーマンっぽさがリアル。


おばあちゃんが、
桜の花を見上げて言った言葉に笑った。
詳しくは書かないけれど、
会話していたお母さんがスローで倒れた気持ちが分かるわ。
私も倒れそうだったもの(笑)。


おばあちゃんが、
入院した友達のお見舞いに行った時の様子も笑える。
そう考えると、
この映画で
私の一番好きなキャラはおばあちゃんかもしれないな。


この映画ってジブリなのね。
私は今までに1度もジブリの映画を観た事がないと思っていたけれど、
件の友人が正しければ、
1本観ていた事になる。


別にジブリ作品を避けているわけではないけれど、
なんとなく。
これから少しずつでも観ていこうかな。


今、ジブリ作品について検索してみたら、
「風の谷のナウシカ」が入っていなくて、
探しちゃった。
調べてみると、
あの作品は厳密にはジブリとは言えないのだそうだ。
ジブリの原点のように思っていたし、
「観るから、ナウシカからかな」と思っていたので、
ちょっと意外。
世の中には知らない事ってまだまだあるものだわ。


評価 ★★★☆☆

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