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「虹をわたって」 [映画]

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〔1972年/日本〕


横浜の汚れた運河に浮かぶ船・船。
その中の一つに、水上ホテル「レンゲ荘」がある。
そこで暮らす9人の水上生活者たち。


そんな「レンゲ荘」に、
可憐な女の子・マリ(天地真理)がやって来る。
船主のおきんはマリを追い返そうとするが、
家出してきたという彼女は、
手持ちの金が少ないので、
ここに泊めてほしいと言う。


可愛いマリを見て、
男たちは大騒ぎ。
マリは、そんな彼らと
楽しく過ごしながら、
船員たちに弁当を売る仕事を始める。


そんなある日、スポーツカーに乗ったワイルドな青年(萩原健一)が、
マリを見て驚く。
どうやら知り合いらしい。
「家に帰れ。みんな心配している」と言う。
マリは金持ちのお嬢様のようだ。


当然、断り、水上生活を続けるマリ。
するとそこに、
ヨットに乗った美しい青年(沢田研二)がやって来て・・・。





70年代、
絶大な人気を誇っていたという、
女性アイドル、天地真理さん。
これは彼女の映画デビュー作だそうだ。


家出してきて、
水上生活をする男たちと、
生活を共にする真理さん。


どうやら、彼女のニックネームの
「白雪姫と7人の小人」をモチーフに、
話しを膨らませたかったらしいけど、
有り得ないでしょ。
危ないよ(笑)。


家出した理由は、
父の後妻が気に入らなかったらしい。
やっぱり白雪姫(笑)。


トップアイドルらしく、
彼女を支える俳優陣が凄い。


萩原健一に沢田研二に岸部シロー。
彼女の父は有島一郎、
継母は日色ともゑ、
ヤクザの親分は財津一郎、
一緒に働く左時枝。


アイドルらしからぬ場面もある。
マリの可愛さに目を付けたヤクザが、
彼女をさらって、売り飛ばすという。


売り飛ばすっていうのが、
なんだか生々しくて。
しかも、売り飛ばす先は、
香港か台湾て、どんなイメージなんだ。
今、そんな事言ったら、怒られそうだわ(笑)。


本当に、どうでもいいお話だったけど、
(ごめんなさい)
一度観てみたかった作品だから、
そういう意味では満足。


評価 ★★★☆☆

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