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「ウォーム・ボディーズ」 [映画]

WARMBODIES.jpg
〔2013年/アメリカ〕


R(ニコラス・ホルト)はまだ年若いゾンビの男の子。
自分がなぜゾンビになったのか分からないし、
自分の名前も頭文字しか思い出せない。
彼は今、空港で多数のゾンビ仲間と暮らしている。


人間は自分たちを食らうゾンビを恐れ、
高い壁の向こうで暮らしており、
近づくゾンビを撃ち殺す為、
壁の前には、兵隊が配備されている。


ある日、仲間たちと食糧である人間を探しに行ったRは、
彼好みの人間の女の子・ジュリー(テリーサ・パーマー)に
一目惚れしてしまう。


ゾンビに囲まれ、危機に陥ったジュリーを助けたRは、
自分の寝床である、飛行機の中に彼女を連れてゆき、
彼女が喜びそうな事を色々してやる。


怯えて泣きじゃくっていたジュリーも、
優しいRに惹かれ、心を開いてゆく。


数日後、なんとか家に帰ったジュリーだが、
Rの事が忘れられない。
そしてRもまたジュリーが忘れられず、
人間の居住区に忍び込み、
ジュリーの家にやってくる・・・。





ゾンビの男の子と人間の女の子が恋に落ちるという、
とっても可愛い映画。
本来なら気持ちの悪いはずのゾンビを、
そんな風に描いた作品って、
私は今まで観た事が無かった気がする。


そもそも、ゾンビには、実は感情があったという設定が、
わたし的には新しい。
ゾンビといえば、
死んでるけど生きてる、生きてるけど死んでるって生き物で、
感情があるなんて、
考えた事もなかったから。


Rはジュリーと出会って、
忘れていた人間らしい感情を取り戻すんだけど、
ジュリーと出会わなかったゾンビたちも、
時期を同じくして、
なぜか人間に戻り始める。


でも、それって有り得る事かも。
この映画のゾンビは、
ウィルスでそうなったみたいな事を言っていたから、
病気だったものが治ったのだと考えると、
ちょっと納得がいく。


まぁ、突っ込みどころは沢山あるけど、
可愛い~♪と思いながら見れば気楽。
Rの顔色が悪いからと、
ジュリーと友人が化粧を施す場面なんか笑えるし。


各場面でかかるロックがまた、
映像に合っていて楽しい。


評価 ★★★☆☆

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ペタッキ

日曜日に観ました~。川崎で。
by ペタッキ (2013-09-24 21:19) 

青山実花

ペタッキさん
コメントありがとうございます。

可愛くていい映画でしたね^^
女子高校生受けしそうです。
by 青山実花 (2013-09-26 16:09) 

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