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「マン・オブ・スティール」 [映画]

manofsteel.jpg
〔2013年/アメリカ〕


宇宙の彼方に存在するクリプトン星は、
今、滅亡の危機に瀕していた。
ジョー・エル(ラッセル・クロウ)とララ夫妻は、
生まれたばかりの息子・カル・エルだけは
なんとか生かしたいと、
宇宙船に乗せ、地球へ出立させる。


地球に着いたカル・エルは、
農場を営む、ジョナサン・ケントとマーサ・ケントに拾われ、
クラークと名付けられ、
息子として育てられる。


幼い頃から他の子供とは違う、
超人的な力に気付いていたクラークは、
悩み、苦しむが、
父はそんな彼に、
その力を使う事はならないと、固く言い渡される。


成人したクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、
旅に出るが、
行く先々でも、自分の特殊能力を思い知らされ苦悩する。


そんなクラークを探している者がいた。
クリプトン星の生き残り、ゾッド将軍とその一味で、
クラークはついに、彼らと対峙する事になる・・・。





アメコミヒーローの中で、
私が一番好きなのが、このスーパーマン。


なぜって、その理由はただ一つ。
「空を飛ぶ様子が、気持ち良さそうだから」。
彼が空を飛ぶのに、
何か他の力は必要としない。
スーパーマンスーツは着なくてはならないんだろうが、
それ以外は、自由。


で、この映画。
CGを使った戦闘場面は確かに凄いと思ったけれど、
「気持ちよく空を飛ぶ」という、
私が観たかった場面が、殆ど無かったのが残念で。


スーパーマンって、
昔はもっと能天気じゃなかったっけ?
新聞社に勤めるクラーク・ケントさんは、
スーパーマンじゃない時は、
ちょっと鈍臭くて、
ちょっと人から軽んじられてて、
でも、変身すると、
(それも電話ボックスか何かの中で(笑))
ビックリみたいな。


この映画のスーパーマンは、
ちょっと苦悩しすぎかなぁと思うんだけど、
私の感想が間違ってる?


戦闘シーンが派手で、
あの壊れたビルは、
あの後、どうなるのかなぁと、
本気で思ってしまう。
いつもの事だけどさ(笑)。


続編に期待したい。
その時は、私の、
「気持ちよく空を飛ぶ」という願いを叶えてほしいものだ。


評価 ★★★☆☆

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コメント 8

原みつる

スーパーマンだけじゃなくてバットマンとかいろいろな映画が「笑いはいらない!」って感じで出来ている感じがします。それはそれでいいのですが
少しくらい笑いがほしい所もあると思うのですがね。
by 原みつる (2013-09-14 18:36) 

水上耕助

旧作に比べて空を飛ぶシーンの爽快感が乏しかったのは同感です。
初めて飛んだとき、思わず勢いで宇宙まで行ってしまうところはけっこう好きですが、後はなんだか戦闘中ばっかりで……。

あと、ちょっと抜けているケントさんは、今回で色々悩みから開放されて次回作から登場……するといいなあと期待。
やっぱり、本当は凄い力持っているけど、普段はダメっぽいところがスーパーマンの魅力だと思うので。
by 水上耕助 (2013-09-14 18:52) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます。

本当にそうですねぇ。
なんだか皆さま、苦悩の度合いが強いような。
そんなに悩まず、
呑気にいこうよ!って言ってあげたくなりますね(笑)。
by 青山実花 (2013-09-14 23:57) 

青山実花

水上耕助さん
コメントありがとうございます。

たしか、「スーパーマン2」で、
恋人と空のデートをする場面があった気がして、
それがとっても気持ち良さそうだったのが、
記憶に残っていて。
別にデートしなくてもいいけど、
もう少し、空中遊泳を楽しんでほしかったですね。

あのラストだと、
水上さんの(私もですが)期待も叶えられそうな
感じがしなくもないですが、
いざ作るとなると、また大真面目になってしまうのでしょうか。

「スーパーマン2」のビデオテープを貸していただけそうなので、
もう一度観てみたいと思います。

by 青山実花 (2013-09-15 00:34) 

堀越ヨッシー

こんにちは。
確かに優雅に飛行する場面はありませんでしたが、飛び立とうとする直前にロイスに対して「ちょっと下がって」と、優しい気遣いを見せるクラークが素敵でしたね。
 
クライマックスのバトルは迫力満点でしたが、さすがにあれだけ街が破壊されると、やっぱりその後が気になりますよね。そこを描かなかったのが、とても残念でした。デイリー・プラネット社は確実に倒壊したハズなんですけどね(^皿^)。
by 堀越ヨッシー (2013-09-15 21:17) 

don

こんばんは~。
子どものころ、はじめて映画館でスーパーマンを見たときは
めちゃくちゃ面白かったです。同じような時期にはスターウォーズ
やロッキーもやってました。映画ってほんとに面白いなぁと思いながら、
新聞屋にもらったタダ券で、せっせと通ってました。

あの頃のハリウッド映画は、ほんとに面白かった。
by don (2013-09-15 22:05) 

青山実花

堀越ヨッシーさん
コメントありがとうございます。

クラークさんはとても紳士でしたね。
ロイスと接する時も、人を助ける時も。
自分がいたぶられた時でさえ、
手は出さずに、違う形で報復するというやり方に、
「おぉ!」という感じでした(笑)。


そうなんです、
この映画に限らず、アメコミ物は、
街が破壊されるのが、気になって気になって(笑)。

>デイリー・プラネット社は確実に倒壊したハズなんですけどね

あはは~。
確かにそうですね。
その後、何事もなかったかのように、
人々が勤務していたのも、考えてみれば可笑しな話ですね。

by 青山実花 (2013-09-15 22:56) 

青山実花

donさん
コメントありがとうございます。

スーパーマン、スターウォーズ、ロッキーなどのシリーズは、
70年代後半から80年代前半にかけてですね。
この時期のハリウッドは、
何か今までとは違う物を作り出そうとするパワーに
溢れていたのかもしれませんね。
今、手元にある、
「栄光のアメリカ映画ヒット作50年」という本を読んでみても、
それが感じられる気がします。

それにしても、新聞屋さんから、
そのような大作のチケットをもらえたなんて羨ましいです。
まぁ、その頃の人々に、
「自宅で映画が自由に楽しめる時代が来る」なんて言ったら、
それはそれで羨ましがられるとは思いますが^^

by 青山実花 (2013-09-15 23:17) 

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