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「ラブ★コン」 [映画]

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〔2006年/日本〕


身長159センチの大谷敦士(小池徹平)は、「小さすぎる」と、
身長170センチの小泉リサ(藤澤恵麻)は、「大きすぎる」と、
それぞれフラれた過去があり、
それがトラウマとなっていた。


そんなコンプレックスを抱えた2人が、
入学した高校で同じクラスになる。
喧嘩が絶えない彼らは、
「デカ女!」、「チビ!」と互いに一歩も譲らないが、
傍からすると、それは漫才にしか見えない息の合いよう。
「オール阪神巨人」とあだ名されるまでになる。


息が合うのは会話だけではない。
仲間たちとカラオケに行った際、
2人とも、
誰も知らないミュージシャン・海坊主(寺島進)の大ファンだった事が分かり、
一緒にライブに行く事になる。


リサは、敦士に惹かれている自分に気付くが、
鈍感な敦士は、彼女の気持ちに気付かない。
夏祭りの夜、リサがありったけの勇気を振り絞って、
自分の気持ちを告白するが、
冗談言うなと笑われる始末。


そんな中、
クラスの副担任として、
舞竹(谷原章介)が赴任してくる。
ハンサムな舞竹に女の子たちは夢中になり、
リサも例外ではない。
敦士は、何となく面白くない気分の自分に気付く。
しかも舞竹は、敦士がキャプテンをするバスケ部の顧問になるという・・・。





可愛い~!
主人公を演じる藤澤恵麻の、
表情から、動きから、
全てが可愛くてたまらない。


背が高い事が悩みの彼女が、
自分より小さな小池徹平に惹かれていく様子が、
漫画チックだけど、
でも、とっても切なく描かれている。


映画全体も、ポップでカラフルでキュート。
藤澤恵麻のお部屋や、
クラスメイトたちと行く、行き付けのカフェの内装なんか、
本当に可愛くて、
私が高校生だったら、きっと参考にしていただろうなぁと
思わされる。
さすがにこの年になるとできないけど。
いいなぁ、若いって(笑)。


藤澤恵麻と小池徹平の会話も、
本当に漫才のようだ。
大阪が舞台で、
登場人物全員が大阪弁なのも、
雰囲気を盛り上げる原因かも。
谷原章介だけ、標準語でスカしてるけど(笑)。


脇を固める俳優さんたちも笑える。
特に、南海キャンディーズの静ちゃん。
彼女は藤澤の姉役で、
(背が伸びる家系らしい(笑))
いつも変なテレビ番組を見ている。
関西って、いつもあんな番組を放送してるんだろうか。
いいなぁ、面白そう。
ちなみに、その番組の司会の役はオール阪神巨人。


私はちびっ子だから、
逆にリサのように大きな女の子が羨ましいけど、
人はきっと無い物ねだりなのね。


男の子は女の子以上に、自分の身長が気になる所なんだろうけど、
そんな事、関係ないわ。
男は中身よ、中身!


評価 ★★★☆☆

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さつき

モデルさんならともかく、普通の女子にとってはノッポはハンディです。ヒールとか絶対に履かないし、猫背が自然と身についてしまう。背の高い男子はたいがい小さな女子が好きだし、チビな男子からは「オーイ、上の方の天気はどうだ〜?」なんてカラカワレルしね。
by さつき (2013-07-27 23:03) 

青山実花

さつきさん
コメントありがとうございます。

背の高い女の子は、
どんなお洋服を着ても映えるし、
可愛いより美人な感じがするし、
疲れていてもハイヒールを履く必要がないし、
みんなのリーダーって感じがするし・・・、
本当に羨ましいですよ^^
by 青山実花 (2013-07-29 15:33) 

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