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「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


カリフォルニア・サンタクルーズで、
母と2人暮らしのジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、
幼い頃、海に流されそうになった所を、
フロスティ・ケッソン(ジェラルド・バトラー)に助けられ、
サーフィンを始める。


高校生になったジェイは、
フロスティを師と仰ぎ、
サーフィンだけでなく、
人生の全てについて教わる。


近く、海岸に現れる、
伝説の大波、「マーヴェリック」に挑戦したいと考えたジェイ。
その為には、
技術だけでなく、あらゆる面を鍛えなければだめだと、
フロスティはレポートの提出まで課す力の入れようだ。


また、私生活では、
恋や、
親友との確執、
不良学生とのいざこざ、
母を捨てた父、などなど、
様々な出来事に直面する。


いよいよ「マーヴェリック」がやって来た。
ジェイは伝説の大波の乗る事ができるのか・・・。





有名なサーファーの実話だそうだ。


特筆すべき点が頭に浮かばない、
平凡な内容。
どのエピソードも、なんだか中途半端で、
上っ面だけな気がする。


恋にしても、友情にしても、
家族の問題にしても、
どれか一つ深く掘り下げていたら、
もっと味わい深い内容になっていた気がするんだけど、
サーフィンに重きを置きたかったのか。


それから、要らんエピソードも多い。
例えば、練習中に鮫に遭遇するとか。
どんな場合もパニックになるなと言いたい場面なのだろうが、
鮫である必要もないような。
そんなもんが登場したら、
その後、あの鮫が何かしでかすのかと思っちゃうのは私だけか。


サーフィン映画というと、
明るい太陽の真下ってイメージがあるけど、
この映画は、なんだか暗い。
海も特別澄んでいるわけでもなく、色合いは重い。


そういえば、
ジェイは、生き別れた父親からの手紙を、
何年も開封できずにいて、
映画の終わりの頃、初めて読むのだけれど、
その文面も、よく分からなかった。


実話って意外と難しいのかも。
父から手紙が来たのは事実としても、
きっとその内容を知っている人は、
本人だけだろうし、
(そんな私信を他人に見せるとも思えない)
そのご本人も22歳で亡くなったという事なので。


評価 ★★★☆☆

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