「まじめに愛して」 [映画]
〔1974年/フランス〕
ジェーン・バーキン、
リシャール・ルドウィック、
アンドレア・フェレオル。
彼らは生活を共にする、
男2人女1人のカップル。
(カップルというのが正しいのかは分からないけれど、
他に言葉が見つからない)
3人組ではあるけれど、
互いに嫉妬するわけでもなく、
ベッドも、入浴も、全て一緒。
彼らは中古のオープンカーを買って旅に出て、
行く先々で、様々な悪戯をして楽しむ。
時には、悪戯の対象が、
3人のうちの誰かになったりもする。
大人の男が現れ、
1度は亀裂が入ったように見えた彼らだったが、
やはり絆は深いようで・・・。
先日に続いてまたまた、ジェーン・バーキン。
この映画も内容は殆ど無いけれど、
3人組という、変則的なカップルの現在と未来を描いた、
コミカルな内容。
男2人と女1人が一緒に暮らして、
現実には、果たして上手くいくのかどうか、
それは分からないけれど、
この映画での彼らは、
とても楽しそうにやっている。
バーキンの父親が突然アパートに訪ねてきて、
3人暮らしを知った時の、
途惑った表情が可笑しい。
まぁ、父親も好き勝手しているようだから、
怒ったりはしなかったけど。
下品な話で申し訳ないのだけれど、
ベッドの中での関係はどうなっているのか、
ちょっと興味が湧く。
(おそらく、多くのかたがそうなのでは?(笑))
男と女は分かるけれど、
男と男も関係するのか?とか。
さすがに、そこまでの表現はないので、
分からなかったけれども。
旅先での悪戯も笑える。
たとえば、
バーキンと男の1人が新婚旅行、
もう1人の男が下男という設定で、
ホテルにチェックイン。
ルームサービスが部屋に入っていくと、
3人が全裸でベッドで寝ていて仰天、といった風な。
ラスト近く、
3人の関係ももはやこれまでか?と思わせておいて、
再会する場面が、コメディタッチなんだけど、
なんだか良い。
さらに、ラストのラストが、
可愛いくて、大好き。
評価 ★★★☆☆
ジェーンさんと「バーキン」のバックのお話をありがとう。
グーグルでお写真を見ましたが、美人さんだけど自然体という方のようですね。「バーキン」にシールを貼ったり地面に直に置いたり、のお話も面白かった。ちょっとファンになりました。
by さつき (2013-05-29 20:50)
さつきさん
コメントありがとうございます。
私の少ない知識を総動員して書いたので、読みにくくてごめんなさい。
>美人さんだけど自然体という方のようですね
私もジェーン・バーキンの全てを知っているわけではないけれど、
自然体というのは間違いないようですね。
5年前に、スマスマのビストロに出た時の様子を
アップされているかたがおられるようです。 http://yyyseed.blog72.fc2.com/blog-entry-339.html
(勝手にリンク貼っちゃいましたが)
このお洋服に、この靴!自然体にもほどがあるって感じで(笑)。
ご自分の「バーキン」にもごちゃごちゃ物が入っているし、
拓哉と草なぎ君への「バーキン」は踏み潰しちゃってるし。
本来、「バーキン」はこんな風に
カジュアルに扱っていいものなんでしょうね。
お値段の事を考えると、
私にはとてもできませんが(笑)。
by 青山実花 (2013-05-29 22:13)