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「ナバロンの嵐」 [映画]

navaronenoarashi.jpg
〔1978年/アメリカ〕


ナバロンの要塞を破壊し、
イギリスに戻ったマロリー(ロバート・ショウ)と、
ミラー(エドワード・フォックス)は、
上官に呼び出され、
今度はユーゴスラビア行を命じられる。


ナバロンでスパイを働いていた男・ニコライを探し、
殺害するのが今度の任務。


マロリーたち5人の兵士は、
飛行機でユーゴに到着するが、
ドイツ軍に捕えられてしまう。
危うく殺されかかるが、
なぜか、ドイツ将校の愛人・マリッツァ(バーバラ・バック)が、
助けてくれる。
彼女はドイツ軍に潜入する味方だったのだ。


ドイツ軍を倒す為には、
巨大なネレトバの橋を破壊する以外、道はなかったが、
橋は大変頑強に作られており、
今まで何度も破壊工作を仕掛けては失敗するという
経緯があった。


橋そのものの破壊が無理なら、
上流のダムを決壊させ、
溢れ出た水の圧力で壊せばいいとミラーが提案し、
一行はなんとかダムに忍び込むが・・・。





この間観た「ナバロンの要塞」の続編。


といっても、舞台はナバロンではないので、
タイトルはちょっと変かも(笑)。
メインキャストのマロリーとミラーが、
今度はユーゴスラビアで活躍するというお話し。


本当はこういう場合、
同じ役は同じ俳優さんが演じるのがベストであろうが、
なにせ「要塞」から「嵐」までに17年もの間が開いているので、
それは叶わなかったのだろう。
お話しは「要塞」直後という設定だから、
俳優が老けていたのでは、おかしな事になってしまう。


作戦に加わるハリソン・フォードが、
まだ、めっちゃ若い。
調べてみると「スター・ウォーズ」の翌年の映画だから、
ブレイク直後の作品という事になる。
当時、この作品がどれくらい評価されたのかは分からないけれど。


メインのシーンであるダム爆破と、
それによって起こる洪水による、
橋の決壊。


手の込んだCGを見慣れた目には、
“大変な迫力”とは言い難いけれど、
それでも、見応えがないわけではない。
実際、あれはどうやって撮影したんだろう。
セットなのだろうか。
よく分からない。


ただ、どんな爆発物を使っても壊れなかった橋が、
あの程度の水圧で壊れるのかが疑問。
そんなんじゃ、橋本来の役目を果たしていない気がするんだけど(笑)。


評価 ★★★☆☆

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ミスカラス

この時代の戦争活劇は秀作が目白押しですね。まずドンパチより、最初に脚本ありきで私は好きです。役者もロバート・ショウ良いすっね!。
by ミスカラス (2013-05-05 16:51) 

青山実花

ミスカラスさん
コメントありがとうございます。

戦争ものといっても、
シリアスな感じではなく、
アクションものといった要素が強いので、
娯楽作として観られるのでしょうね。
ダムを故意に決壊させるなんて、
現代でも有りそうなお話しですよね。
by 青山実花 (2013-05-06 14:30) 

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