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「ガントレット」 [映画]

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〔1977年/アメリカ〕


アリゾナ州フェニックスの平刑事クリント・イーストウッドは、
上司ウィリアム・プリンスから、
ラスベガスの娼婦・ソンドラ・ロックを
護送する仕事を言い付けられる。
彼女は重大な事件の証人だというのだ。


ラスベガスに着いたイーストウッドは、
早速ロックを連れ出すが、
何者かに狙われ、
乗ろうとしていたレンタカーは爆破される。


とりあえずロックの家に避難した2人は、
プリンスに連絡、
警察の応援を頼むが、
なぜか家の前には、多数の警官が現れ、
銃で大変な攻撃を受ける。


どうも様子がおかしいと気付いたロックは、
「プリンスが怪しいのではないか」と言い出す。
そう言われてハッと気付いたイーストウッドは、
彼こそがロックを殺したがっている人間だと確信する。


バスをジャックした2人は、
やっとフェニックスに到着。
しかしそこには、
プリンスによって集められた無数の警官たちが待機しており、
バスに向かって発砲を始め・・・。





クリント・イーストウッドとソンドラ・ロックが、
攻撃を受けながら旅をする、
何のヒネりもないお話し。


でも意外と見てしまう。
まず最初に凄いのが、
ロックの家を多数の警官が銃撃する場面。
彼らはとにかく撃つ。
家に向かってひたすら撃ちまくる。
その衝撃はといえば、
その家が最後に崩れてしまうほどに。


そしてメインがバスへの銃撃。
とにかく無数の警官が一列に並んで
バスを撃つ様子は、
もう異様といってもいいくらい。
バスの車体は完全に蜂の巣状態。


でも2人共死なないんだよなぁ。
あれだけの弾が、
どこをどうすれば、
2人だけを避けて流れられるのか(笑)。
でも、まぁ、そんな事はどうでもよい。
これが本当の娯楽映画というものなのではないか。


ウィキペディアによると、
イーストウッドとロックは愛人関係にあって、
12年も一緒に暮らした仲なのだそうだ。
自分の愛人と共演して映画を撮るって、
ある意味凄い事だ。
そして、そんな事も、
この映画の見所な気がする。
「あ、ヌードにしちゃったよ、
愛人の体を世間に晒すのは平気なのね」とか(笑)。


評価 ★★★☆☆

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