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「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」 [映画]

womaninblack.jpg
〔2012年/イギリス〕


19世紀。
ロンドンで暮らす弁護士・ダニエル・ラドクリフは、
最愛の妻に先立たれ、一人で幼い息子を育てている。


彼は事務所の所長から、
仕事の能力の低さを指摘され、
ある田舎町で、亡くなった老女の遺した遺書探しを命じられる。
その仕事が上手くできなかったら解雇だという、
厳しい条件付きだった。


目的の館は、
沼の真ん中にあり、
長い一本道の先にたった一軒建つ、大きな屋敷だった。
ラドクリフは早速仕事に取り掛かるが、
ふと窓の外を見ると、
誰もいないはずの庭に、
黒い服を着た女がいる。


さらに次々と不気味な出来事が続き、
仕事どころではなくなるラドクリフ。
町は昔から、幼い子供が亡くなる事件が多発しており、
それはラドクリフが見た、
女の亡霊が関係しているらしい。


週末には、ラドクリフの息子がここ遊びに来る事になっている。
息子を来させてはならない。
ラドクリフは亡霊の気持ちを慰めようと、
ある行動に出るが・・・。





「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフ君主演の、
ゴシックホラー。


ずっと観てきたハリーなだけに、
「ハリーが役名を変えて演技しているだけ」なんて状態だったら嫌だなと
思ったけれど、
「あ、ハリーだ」と思ったのは登場した時だけで、
あとは、そんな事を思い出す事もなく観られた。


思えば、ハリー・ポッターはメガネをかけていたのが良かったのでしょうね。
あれがコスプレの役割を果たして、
メガネを外してしまえば、
それほどハリー・ポッター感は出てこない。


一番ビックリなのは、
彼が子持ちの役を演じていた事。
しかも4歳の!
実年齢23歳の彼だから、
19歳の時の子って、すごいわ(笑)。
(とはいえ、映画での年齢設定はもう少し高めなんでしょうけど)


特別に彼のファンというわけではないけれど、
幼い頃から見ているだけに、
ハリーのイメージからきちんと脱却して、
これからも頑張ってほしいな。


映画は、ホラーとしては普通。
それほど怖くはなかった。


ラドクリフが赴いた屋敷で、
思わせぶりな映像が続く。
決定的な何かが起こるわけではなく、
大きな音で怖がらせているだけのように思える。


亡霊の行動は、
昔亡くなったある女性の、「子を思う気持ち」が元になっていて、
だからラドクリフは、
その霊を成仏(って、西洋では言わないかな(笑))させる為に、
ある事をする。
ホラーの部分より、そこが一番メインなのかなぁ。
現代なら、当たり前にしている事なんだけど。


オチはちょっと曖昧で、解釈が難しい。
私には納得がいかなかった。


評価 ★★★☆☆

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原みつる

フムフム(*゚Д゚)φ))ナルホド!! 怖くなかったんですか~^^; 残念!
ハリポタのイメージは強いですよね。
て・・・ハリポタってどうもアタシσ( ̄  ̄〃)は好きになれないんですけどねw
by 原みつる (2012-12-02 19:05) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます。

そうですね、
私にはあまり怖くは感じられませんでした。
でもホラーの達人の原さんが観られたら、
全く別の視点で捉えられるかもしれませんね。
私の意見など気にせず、いつかご覧になって下さいね。

ハリポタ、私も大好きという感じではなく、
1作目から観ているから、なんとなく、という感じです。
好きな方は、ハマるようですけれど。

by 青山実花 (2012-12-03 17:23) 

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