「ファム・ファタール」 [映画]
〔2002年/フランス〕
カンヌ映画祭のレッドカーペット。
一番の注目は、
人気女優・リー・ラスムッセンが身に付けたビスチェ。
このビスチェには、1000万円のダイヤが散りばめられており、
人々の目を引いている。
これを狙う、窃盗団一味がいた。
あと一歩で成功という所で、
犯人の1人・レベッカ・ローミンは仲間を裏切り、
ビスチェを持って逃走する。
途中で気を失ったローミンは、
見知らぬ家のベッドで目覚める。
ローミンにソックリな主婦・リリーと間違えられ、
連れてこられたのだ。
リリーが自殺した事から、
ローミンは彼女に成りすます事を思い立つ。
リリーの持っていた、アメリカ行き航空券で搭乗。
隣席には大使が座っていた。
7年後、大使の妻となっていたローミンは、
夫のフランス駐在に同行し、フランスに戻る。
しかし、過去を絶対知られてはならない彼女は、
人前に出ない。
パパラッチ・アントニオ・バンデラスは、
そんな彼女の写真をスクープする。
それが2人の運命を大きく変えるとは、
知る由もなく・・。
出だしから凄いわ。
リー・ラスムッセンの身につけたビスチェが。
これって、ビスチェと呼んでいいのだろうか。
布は一切使われておらず、
ダイヤを散りばめた蛇の形のゴールドを
素肌に巻き付けているだけの、
殆ど裸状態。
そりゃあ、注目もされるだろうよ、
別の意味で(笑)。
それから、レベッカ・ローミンの、
スタイルの良さに惚れ惚れしてしまう。
下着姿で男を挑発するシーンなんか、
完璧すぎて、
私が男だったら、逆に欲情しないような気さえしたな(笑)。
あんな体形だったら、
私にも別の人生があっただろうなどと、
馬鹿馬鹿しい事を考えながら観ていたよ(笑)。
タイトルの「ファム・ファタール」とは、
男を破滅させる魔性の女の事だそうだ。
そこまで大げさな内容とも思わなかったけど、
あのバンデラスがタジタジになっていたから、
雰囲気は出ていたと思う。
ラストは、「そうくるか」という展開。
確認の為に、もう一度ざっと見直しちゃった。
評価 ★★★☆☆
コメント 0