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「ミシェル・ヴァイヨン」 [映画]

MichelVaillant.jpg
〔2003年/フランス〕


ミシェル・ヴァイヨン(サガモール・ステヴナン)は、
天才カーレーサー。
「チーム・ヴァイヨン」を率い、
大変な人気者でもある。


ある明け方、ヴァイヨンの母は悪夢にうなされる。
ヴァイヨンの車がクラッシュし、
爆発炎上、ヴァイヨンが死ぬ夢を見たのだ。


「チーム・ヴァイヨン」は、“ル・マン24時間レース”への出場を
発表する。
すると、以前から、チーム・ヴァイヨンに恨みを募らせていた、
ルース(リサ・バルブシャ)率いる、「チーム・リーダー」も、
5年ぶりの出場を表明。


ルースは、汚い手段を使い、
「チーム・ヴァイヨン」に様々な妨害工作を施してくる。
ついには、レース中にヴァイヨンの父親を誘拐し、
「勝ったら殺す」とまで脅す。
事態はヴァイヨンの母が夢に見た内容と、
同じような状況になってくる・・・。





リュック・ベッソンの映画は割と観ているの思うのだが、
彼の人となりについてはよく知らない。
でも、「TAXI」や「トランスポーター」などからも、
おそらくは相当なスピード狂なのではと想像しているのだが、
この映画も、スピード感があり、なかなか面白かった。


とはいえ、
レースに勝ちたいというだけで、
「そこまでする?」という、相手の妨害工作が、
可笑しい(笑)。


原作は、全64巻もあるロングセラーのコミックで、
ヨーロッパでは知らない人はいないそうだ。
やはり、この映画の、荒唐無稽で現実離れした内容に、
賛否の声が上がったそうだが、
ファンなら怒る人もいるかもしれないな。
原作を知らない私は、それも込みで楽しめたけれど。


まず、「チーム・ヴァイヨン」の車をレース会場まで来させない為に、
車を乗せたトラックのタイヤを銃で撃って、
立ち往生させる。
しかし、ヘリコプターで駆け付けたヴァイヨンたちは、
一般道をレースのように走り抜け、
会場にギリギリのタイミングで現れる。
あんな車が私の隣を走り抜けていったら、驚くよ(笑)。


その後も色々あるが、
極めつけの父親誘拐。
そんな事して、あとからバレたら、
たとえ優勝できても、剥奪間違いなし、
地位も名声も、地に落ちるってもんだが、
ルースはそこまで考えなかったのか?(笑)


私も、週の半分は車の運転をしていると思うのだが、
見分けがつくのは、乗用車とバスとトラックの違いくらい(笑)。
乗用車はどれも同じにしか見えないし、
映画では、敵と味方は、
車の色で判断するしかない。
機械的な専門用語なんて、もちろん分からないし。
こういう映画を観ていると、
車に詳しい方はより楽しめるのだろうと、羨ましく感じる。


評価 ★★★☆☆

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原みつる

レースの映画ですか?
昔「ドリヴン」?だったかな~?スタローンの映画でレースのDVD買ったんですけど途中で寝てしまいまだ観てないアタシσ( ̄  ̄〃)ww
ワイルドスピードとはまた違う感じですかね~?
by 原みつる (2012-05-12 20:43) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます。

「ドリヴン」、途中で寝られましたか(笑)。
私も未見なのですが、スタローンは好きなので、
お互い、観る機会があるといいですね。

「ワイルドスピード」ともちょっと違います。
フランス語なのが、ちょっとオシャレでした(笑)。


by 青山実花 (2012-05-12 22:51) 

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