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「宇宙兄弟」 [映画]

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〔2012年/日本〕


仲良し兄弟・南波六太(小栗旬)と日々人(岡田将生)は、
幼い頃、UFOらしき光を目撃、
以来、宇宙飛行士になるのが2人の夢になる。


19年後。
夢を叶えた日々人は、宇宙飛行士となり、
日本人として初めて、
月面に降り立つとして、注目を浴びていた。


一方、六太は、車のデザイン会社に勤務していたが、
日々人の悪口を言った上司に頭突きし、
そのまま退職してしまい、
31歳ながら無職になってしまう。


日々人の宇宙への飛び立ちを
NASAまで見送りに行った六太は、
自分も人生の岐路に立っていた。
日々人が勝手に応募した、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士試験の、
書類選考が通過したとの連絡が来ていたのだ。


その日から、六太の、JAXAでのトレーニングが始まる。


一方、宇宙への飛行を順調に続けた日々人は、
月面に記念すべき一歩を印すが、
ある事故により、
絶対絶命のピンチを迎えてしまう・・・。





興味深いシーンが多く、楽しめた。


特に、六太の宇宙飛行士訓練は、
大変に面白く、見入ってしまう。


厳しい試験を勝ち抜いた、
麻生久美子・濱田岳・新井浩文・
井上芳雄・塩見三省・そして六太の6人が、
最終試験に残り、
小部屋が数個あるだけの、狭い空間に入れられる。


寝台はカプセルホテルのような形式で、
プライベートな空間はなく、
行動は全てモニターに映される。
体温や脈拍は腕にはめられた装置から送信され、
食事の残量までもがチェックされる。


そこで、彼らは様々な課題が与えられるのだが、
重要なのは、課題の出来云々ではなく、
どれくらいストレスへの耐性があるかをチェックされているように、
私には感じれらた。


宇宙飛行士のニュースを見る度に、
彼らの、知力・体力はもちろんの事、
大変に強靭な精神力の持ち主であろう事に、
尊敬の念を抱いてしまう。


狭いロケットの中でストレスを溜めず、
他の乗組員誰とでも話を合わせられ、
どんな状況下に置いても、
よく食べられ、眠れ、
パニックにならずに冷静な判断を下せる、
そんな人々なんだろうと勝手に想像している。


つまり6人の最終試験は、
そういった精神力を試すもので、
日数が経つにつれ、
彼らの個性がより強く表れてくる。


合格発表の場面はないが、
ラストには、誰が勝ち抜いたのかが分かる演出になっていて、
なるほどと思わされる。


もちろん、テーマである兄弟愛もいい。
それから、六太と日々人の育った家庭というのが、
特別金持ちそうでもなければ、
エリートそうでもない所も面白かった。


評価 ★★★★☆

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コメント 2

原みつる

よくわからないけど^^;
でもこの二人番宣出すぎだと思う(≧艸≦)ブブブ
by 原みつる (2012-05-10 19:48) 

青山実花

原みつるさん
コメントありがとうございます。

そんなに出ていましたか(笑)。
テレビをあまり見ないので知りませんでしたが、
お金がかかっていそうなので、
宣伝に必死なんですかね(笑)。
「徹子の部屋」だけ録画してあります。
by 青山実花 (2012-05-10 22:44) 

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