「テルマエ・ロマエ」

〔2012年/日本〕


古代ローマでは、「テルマエ」と呼ばれる
公衆浴場が賑わっていた。


テルマエの設計技師・ルシウス（阿部寛）は、
入浴中、溺れてしまい、
現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。


自分がタイムスリップした事に気付いていないルシウスは、
銭湯を奴隷専用の風呂だと思い込み、
しかし、奴隷専用にしては、
ずいぶん発達、工夫された風呂の様式に驚く。


以来、彼は、古代ローマと現代日本の間を
行ったり来たりするようになるのだが・・・。





結構な話題になっているので、
私がここで書くまでもないであろうが、
阿部寛が古代ローマ人に扮するコメディ。


阿部や、その他“濃い顔”と言われる、
市村正親・北村一輝・宍戸開ら俳優が、
ローマ人に見えるかというのが、
話題の一つのようだが、
私は、それは特に気にならなかった。


だって、彼らはローマ人じゃないし(笑)、
セリフは全編日本語だし、
“っぽく”見えれば、あとは脳内で変換すればいいだけだものね。


それより、私は“平たい顔”と阿部が呼ぶ、
日本人軍団の中でも、
笹野高史と蛭子能収のキャスティングが絶妙だと思ったな(笑)。


ルシウスが、日本で見た技術や小物を、
ローマに帰ってから、
彼なりの工夫で実用化する場面が好き。


GWに気楽に観るにはいい。
これを観ていると、もう何年も行っていない温泉に行きたくなる。
温泉じゃなくても、銭湯でもいいや。
とにかく、どこでもいいから、大きなお風呂に入りたい(笑)。


評価　★★★☆☆

コメント 6

これヤマザキマリの本と関係あるのでしょうか。
最近本屋の新刊コーナーにヤマザキマリが大量に
置かれてて、気になってるので図書館予約したところです＾＾
by don (2012-05-05 12:12) 

donさん
コメントありがとうございます。

私は未読なのですが、
ヤマザキマリさんの原作漫画を映画化したようですね。
書店にそんなに置いてありますか。
私も図書館で予約してみようかな(笑)。
by 青山実花 (2012-05-05 23:29) 

こんばんは。
ＧＷだから許せる展開もたくさんありましたね(^^)
濃い顏のひとがたくさんでてくると、自然とローマ人に見えて来てしまうので不思議ですね。
原作読みたくなりました(^^)
by コザック (2012-05-08 01:16) 

コザックさん
コメントありがとうございます。

そうですね、
日頃疲れた頭を休めるには、
丁度いい映画かもしれません(笑)。

この手の映画にリアリティを求めすぎては楽しくないですものね。
「彼らはローマ人なんだ！」と思い込んだ者勝ちです。
そうすれば、自然とそう見えてくるってものです(笑)。

by 青山実花 (2012-05-08 14:22) 

実花さんのブログ「テルマエ・ロマエ」を 紹介させていただきました。

事後報告、申し訳ありません。ｍ（_ _）ｍ
by レモン (2012-05-16 12:55) 

レモンさん
コメントありがとうございます。

私の駄ブログをご紹介くださり、感謝しています。
ありがとうございました。
阿部さん似の恋人、いいですね。
私は小柄なので、
本物の阿部さんとだと40センチくらい身長差がありそう(笑)。

by 青山実花 (2012-05-17 11:44)