「チェブラーシカ」 [映画]
〔2010年/日本〕
どこかの街から、オレンジの木箱に入れられて送られてきた、
見た事のない生き物。
上手く立つ事が出来ないその子を、
くだもの屋のおじさんは、
チェブラーシカ(バッタリ倒れ屋さん)と名付ける。
一方、友達のいないワニのゲーナは、
淋しさから、“友達募集”の貼り紙をする。
それを見たチェブラーシカは、
ゲーナの家を訪ね、二人は仲良しになる。
ある日、街にサーカス団がやって来た。
初めて観るサーカスに、チェブラーシカとゲーナは大興奮。
自分たちもサーカスに入れて貰おうと、
団長に芸を見せるが、門前払い(笑)。
その後2人は、
サーカスに入るために、
綱渡りの練習をしている少女・マーシャや、
生き別れになった孫娘を探す手品師のおじいさんなどと、
友達になってゆく。
元々、ロシアの絵本のキャラクターだというチェブラーシカだが、
これは日本で作られた映画だそうだ。
それって、日本のキティちゃんが、
外国でアニメ化されるようなものなのだろうか(笑)。
チェブラーシカの表情や動きが可愛くてたまらない。
小さくて、ちょこちょこ歩いている姿が、なんとも愛らしい。
私はチェブラーシカをずっとクマだと思っていたのだが、
友人はサルだと思っていた、という話になり、
ウィキペディアで調べてみた所、
「小熊とサルの中間ような、不思議な小動物」と書かれていた。
友人と私が思っていた動物が、両方入っていた事が可笑しかった。
そもそも、これを観た限り、チェブラーシカって正体不明。
くだもの屋のおじさんが、オレンジの木箱を開けたら、
そこに入っていたというのだが、
一体、誰が送ってきたんだろう(笑)。
もちろん可愛いから、
正体不明でも、何ら問題ないんだけど。
チェブラーシカの声を担当しているのが、
大橋のぞみちゃんなのだが、
これがもう、チェブラーシカのイメージにピッタリで、
本当に可愛い。
意地悪なシャパクリャクというおばあさんのキャラがいる。
これがチェブラーシカやゲーナのように若かったら、
全体の空気が変わりそうだが、
おばあさんだから仕方ないな、という雰囲気が漂っている気がして、
悪キャラとして、上手い設定だと思う。
1969年のロシアのオリジナル版も、
いつか必ず観てみたい。
評価 ★★★☆☆
チェブラーシカは、観たいなあと思ってはいるものの、
まったく未見なのですが、日本版もあるのですね。
言われてみれば、ロシアのより、ちょっと小奇麗な感じが(笑)。
オリジナルの方がぼさぼさなイメージです。
私も何の生き物なのか知りませんでした。
中間だったのか・・でも、かわいいですよね。
by yonta* (2012-01-13 00:13)
yonta*さん
チェブラーシカは、キャラクター商品はよく見るのですが、
映画となると、なかなか機会がないですよね。
そうなんです、これは日本製のアニメだそうで、
「著作権は大丈夫か!?」と、気になってしまいます(笑)。
本当、なんだか綺麗ですね。
余談ですが、私はキティちゃんの魅力は、
まったく色気のない所だと思っているのですが、
台湾のお土産の箱に書かれていたキティちゃんは、
体がビミョ~にクネっていて、めっちゃ色っぽかったんです(笑)。
ソックリなようでも、やっぱりお国柄が滲み出てしまうんですね。
by 青山実花 (2012-01-15 08:41)