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「奴らを高く吊るせ!」 [映画]

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〔1968年/アメリカ〕


元保安官のクリント・イーストウッドは、
牛を買い付け、それを移送中、
突然現れた9人の男たちに、
殺人と牛泥棒の濡れ衣を着せられ、
その場で縛り首になる。


寸でのところで助けられ、囚人車に乗せられたイーストウッドは、
オクラホマに連れて行かれ、疑いも晴れる。
自分をそんな目に遭わせた9人に復讐を誓った彼は、
判事から保安官に任命され、
9人を追う事になる。


次々、制裁を加えてゆくイーストウッド。
しかし、今度は彼が狙われ、
撃たれてしまう。
そんな時、手厚く介抱してくれたのが、
どこか陰のある女、インガー・スティーブンスだった。


彼女に惹かれていくイーストウッドだったが、
彼女はイーストウッドの愛を受け入れようとはせず、
辛い過去を話し出した。


傷の癒えたイーストウッドは再び立ち上がる。
復讐の為に・・・。





きちんとした裁判制度が確立していなかった昔は、
大した証拠もなく犯人にされ、
その場で殺されてしまうのだと思うと、
怖ろしくなる。


しっかし、イーストウッドは不死身だね。
どんな状況でも絶対死なない(笑)。


今では考えられない人々の感性の一つに、
公開処刑の場面がある。


罪人が普通の広場で縛り首になるのだが、
人々は、その日が来るのを心待ちにしており、
当日は黒山の人だかり。
女子供までワクワクしている。


一瞬、外国だけかなと思ったけれど、
日本の時代劇でも、
磔にされた罪人を人々が取り囲んで見ていたり、
市中引き回しの刑に群がったりしているから、
国民性というわけでもないと思い当たる。


昔、死は、今より生活に密接して、
だから人々も、そんなものを見るのも割と平気なのかと、
そんな風に考えたりして。


ラストがすごく不満。
続編がほしい、というか、あるのでしょうか。


評価 ★★★☆☆

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コメント 4

原みつる

明けまして おめでとうございます。
今年も*m_ _)m{{宜しくお願いします。
by 原みつる (2012-01-04 17:56) 

k_iga

正月は「ダーティーハリー」シリーズを3本観ました。
by k_iga (2012-01-05 05:43) 

青山実花

原みつるさん

こちらこそ、今年も宜しくお願いします。
可愛い素材を沢山見せてください♪
by 青山実花 (2012-01-06 14:30) 

青山実花

k_igaさん

いいですね!
私は「ダーティハリー」は1しか観ていません。
制覇したいのですが、
つい後回しになってしまいます。
今年中にはなんとかできるかな。
by 青山実花 (2012-01-06 14:33) 

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