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「失われた肌」 [映画]

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〔2007年/アルゼンチン・ブラジル〕


翻訳家のガエル・ガルシア・ベルナルとアナリア・コウセイロは、
結婚12年目だが、
今まさに、離婚しようとしていた。


離婚の理由はハッキリとは分からないが、
ベルナルより、コウセイロの方が、
より強いダメージを受けているようで、
なんとなく不安定な感じが見て取れる。


離婚後、ベルナルは次々と新しい女性と出会うが、
コウセイロは淋しさを抱えたままでいた。
ベルナルはモデルのモロ・アンギレリと暮らし始めるが、
嫉妬深いアンギレリの目の前で、
突然現れたコウセイロは、ベルナルにキス。
ショックをうけたアンギレリは、
車道に飛び出し、死んでしまう。


その後、別の女と結婚し、
子供をもうけたベルナルだが、
そこにもコウセイロが現れ、
彼をホテルに誘う。
その結果、
自分がどんな目に遭うかも知らずに・・・。





大好きなガエル・ガルシア・ベルナル。
今のハリウッドで一番好き。
彼はメキシコ人だが、
小柄で、年齢の割りに童顔なところが、
私の好みにピッタリ(うっとり)。


ただ、
いつ、何の作品で彼を好きなったのか、
そのきっかけがハッキリ思い出せない。
「アモーレス・ペロス」が一番好きだけど、
あの時はもう、彼に惚れていた記憶があるから、
それ以前に、
何か違う作品で好きになったのだろう。
うーん、なんだろう。


知らぬまに、私の心に入り込んでいたガエル。
この映画の彼も、
とにかく可愛くて素敵。
ラブシーンもとても多くて、
見入ってしまう(笑)。


と言っても、実はそれだけ(笑)。
やっぱり遠く南米の人たちとは精神構造違うのかなーと
思われるくらい、
なんだかよく分からない展開。


ガエルは好きだけど、
本当にイライラさせられる。
赤ちゃんをベビーカーの乗せて散歩中、
アナリア・コウセイロが現れて、
ホテルに行こうと誘われ、
ノコノコ付いていってしまうのだよ。


しかも、いざとなると「やっぱり僕には無理だ」って、
ホテルの部屋に入ってそんな事言うなら、
最初から行くなよ。
可愛い赤ちゃんまで連れて。
そりゃ、あんたが悪いでしょ。


まぁ、いいか。
ガエルのお姿だけを堪能した2時間。


評価 ★★★☆☆

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