◆光媒の花◆ [本]
第6章まである短編集。
前の章で脇役だった人が、
次の章で主役になるという手法。
大変に面白くて、あっと言う間に読んだ。
1章から3章までは、
犯罪が絡む物語で、暗い。
最後までそれで進むのかと思われたが、
4章以降、希望の光が見える。
特に5章と6章は、
もっと膨らませば、
それだけで一冊の小説になりそうなくらいの
深みを感じたし、
行間から滲み出る物悲しさにも圧倒された。
大人の都合で翻弄させられる子どもが
全ての章に出てくる。
子どもが無力なのは仕方ないけれど、
不幸な子どもの話は辛い。
私には男の兄弟はいないけれど、
姉と弟の組み合わせっていいな、とあらためて感じさせられる
内容でもあった。
私も男の兄弟いないので、欲しかったです。
あまり本を読まないもので・・
(本屋で表紙見て歩くのは、好きなんですよ、なぜか)
この著者の本は「向日葵の咲かない夏」しか知らないのですが。
あちらも子どもが主人公で、読んでいてつらかったですね。
でも希望の光が見える話なら、読んでみたいです。
by yonta* (2011-04-29 22:05)
yonta*さん
私は、逆に、
「向日葵の咲かない夏」は未読なんです。
図書館で借りたのですが、
その時、時間が無くて・・・。
そうなんですか、可哀相なお話・・・。
でもいつか必ず読んでみたいです。
by 青山実花 (2011-05-01 16:38)